2014年10月25日土曜日

図書館がすごい @ヘルシンキ大学

本日の話題は前々から書こうと思っていた図書館について。

写真を中で撮るのが少し恥ずかしくて、なかなか書けないでいました。

大学の図書館でも、日本でいう市立、区立図書館のように、学生だけではなく誰もが利用することができます。

 
内装はこんな感じ。
吹き抜けのデザインがとってもおしゃれ。

まず驚いたのは、本の貸し出し/返却が全て機械で行われること。


これは貸し出し機。
本によって借りれる期間が異なる。


これは返却機。
黒い口に入れると吸い込まれていって返却完了。

人件費がかなり削減できそう。

唯一不満なのは本を予約するとき、予約料金(1ユーロ)なるものが発生すること。

ひろーい図書館で、しかも英語とフィンランド語表記の本棚の中から一つの本を探すのはとっても大変なので、予約機能を使いたいのになかなか辛いです。

自習空間も整っていて、様々な机や椅子の種類があります。


このタイプは常に満席。
後ろに体重をかけると椅子の傾きが変わります。

ちなみに後ろに見えるコート掛けは
レストランでもカフェでも、
フィンランドの至るところで見られます。
地面に擦ることもないし、とても良いです。

以上、日本の図書館にも真似してほしいことがたくさん見つかる大学の図書館レポでした。写真が撮れ次第、また書き足していきたいと思います。

ではでは、もいもい。

2014年10月24日金曜日

12ユーロでケーキ食べ放題! Kakkugalleria & Fazer Cafe

この2日間で、食べ放題のお店に立て続けに行ったので記事にしたいと思います。

まずはKakkugalleria(カックギャレリア)。

11.90ユーロ(約1600円)で手作りケーキが食べ放題。
コーヒーまたは紅茶一杯付き。

ヘルシンキ市内に2店あります。


ちょっと分かりにくい場所にあるような。


中は狭いです。
大人数で行くのには向かないかも。

ケーキはたくさんの種類から選べます。
わたしは、まず下のケーキをセレクト。


左上からチョコケーキ(ガトーショコラではない)、
堅めの苺入りシュークリーム、右はにんじんケーキ。

一回につき3つ頼めます。
わたしは6個食べたところでギブアップ。

とにかく全部甘い。
美味しいのだけど、甘いケーキしかないので食べ続けるのがとにかく辛い。

ちなみに時間制限はありません。

甘党の方にはおすすめです。


翌朝、ヘルシンキは雪化粧してました。まだ10月なのに。


昨日のケーキがまだ胃に残る中向かったのはFazer Cafe。

平日は朝食のビュッフェ(7:30~10:30)が12.20ユーロで楽しめます。
土日は朝食ではなくブランチ(土9:00~14:00 日10:00~14:00)となり、19.90ユーロ。

メトロのKaisaniemi近くにあります。
ヘルシンキ大学からも近いです。


ちなみにFazerはカフェの名前ではなく、
フィンランドのチョコレートブランドの名前です。

なので、カフェの中はチョコレートを中心に様々なお菓子も販売されています。


中はこんな感じ。きれいでとても広い。
すぐに満席になったので、こちらのサイトで予約して行ったほうが良いと思います。


チーズの並べ方もおしゃれ!
こちらの人は、チーズをベリージャムと一緒に食べるみたいです。


これらのケーキも食べ放題!
しかし左のチョコレートケーキはなぜかしょっぱかった。
砂糖と塩間違えたのかな?と友人と話題に。
右のレアチーズケーキは甘すぎず美味。


ビュッフェで出てきた上の3種類のケーキは、
全く同じものがカフェ内でも売られていました。
なんとなく嬉しい。

写真はチーズとケーキしか撮っていませんが、朝食のメニューは実に豊富。
野菜、様々な種類のパン、サーモン、ハム、ヨーグルト、果物、おかゆ、ゆで卵、コーヒー、紅茶、ジュースなどが取り放題です。

朝ご飯として考えるとこの値段は少し高い気もするけれど、ケーキを含めクオリティを考えるとかなりお得な感じがします。

甘党のみなさん、ヘルシンキを訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてくださいな。

わたしのように甘党でなくてもFazer Cafeの朝ご飯は美味しいのでおすすめです。

それではここらへんで。2日間胃をいじめ抜いたのでテンション低めで書きました。
もいもい。

2014年10月21日火曜日

日本を出て2か月。

日本を出発してからかれこれ2か月が経ちました。


早いのか、遅いのかよく分かりません。

でも、今日で秋学期のうちの半分が終了したので、4分の1が終わったと思うと、やっぱり早いかなぁという気がします。

ヘルシンキ大学は、一学期がさらに二つのピリオドに分かれていて、一学期中続く授業もあれば、その半分の1ピリオドで終わる授業もあります。

ちょうど今は秋学期の前半のピリオドが終わる時期。

今朝はウクライナの地域研究のテストを受けてきました。

この授業、ウクライナ人の先生によるものだったのですが、
先生自体はナイスガイなものの、ウクライナ語訛り(ロシア語とよく似ている)がひどく、残念ながら授業ではほとんど何を言っているのか理解できず。

でも先生は生徒からの質問や意見を聞き取れていたから、きっとわたしのリスニング能力に問題があるのかと思うと、やっぱりまだまだだなーという気持ちになります。

まあそんな感じだったので、初めてのテストは散々な結果となりそうです。

ちなみに、テストではなくエッセイが最終課題の授業も多いです。
どちらも課す授業もあります。

哲学の授業では10ページにわたるエッセイを提出しました。

授業自体よく分からないし、
英語でこんなに長い文章を書くのも初めてだったし、
これまたテーマが「今日科学と呼ばれているものの正体は何か?」というあまりにもスケールの大きいものだったし…
という言い訳をする自分が情けないですが、
自分では頑張ったと思っても、結果的には残念なエッセイとなってしまいました。

特に驚いたのが、文法のミスの数々。

エッセイが返されたときは、文法の間違いのチェックがあちこちにされていました。実際には全然頑張ってなかった。

Macのワードで文法チェックしてくれるように設定を変更すべきだった…と反省。

何よりショックだったのは、文法は高校時代に死ぬ程勉強したのにも関わらず、これだけのミスをしてしまったこと。チェックが本当に甘かったと猛省。先生に申し訳ない。

まとめると、二か月経っても授業はまだまだ理解できていません。

でもこれって、日本の大学の講義で先生が何を言っているのか分からないという感覚に似ているな、と。
つまり、自分の知識がまず追いついていないということ。

日本語でも大学レベルの知識だと理解できないんだから、英語だったらなおさらというわけです。

まあ背伸びして頑張っていくしかないですね。せめて文法ミスは減らさないと。


授業はさておき、英語での会話は良くなってきた気もします。

気を抜くと日本人と日本語で喋ってしまう自分がいるので、最近は英語の上手い外国人留学生やフィンランド人を誘ってカフェに行ったり、会話するように努力しています。

が、最近気付いたのは、明らかにわたしより英語レベルの低い人と話したり、日本語を習いたての外国人と話すと、会話のテンポが著しく低下するので、
「会話するのが面倒だな」、と正直感じてしまうことです。

ネイティブの子や英語の得意なフィンランド人はもしかしたら、わたしと話しているときにこういうストレスを抱えているんじゃないだろうか…

こんなことばかり心配して話さなければ絶対後悔するので、心優しそうな(我慢強そうな)人に近づいて仲良くなろう作戦を現在実行中。
世の中結構優しい人はいるもんです。わたしも優しくなろう。

それでもスムーズに会話できるようには、もっと語彙を増やす努力を自分で続けなきゃいけないなぁと。とほほ。全然足りてないよう。

これが2か月経ったわたしの今現在の状態です…。反省することがたくさん。

けれども、毎日たくさんの人と知り合えて、それは楽しいです。
変な人もたくさんいますが。これは万国共通。イケメンの比率も万国共通(非常に少数)。

3か月経ったらもう少し自分に自信を持っていられたらいいなぁと思います。

自分なりに頑張ります。

ではではもいもい。

2014年10月18日土曜日

ヘルシンキ大学の食堂 UniCafe

今日は氷点下いきました。寒すぎる。

さてさて、学校の様子を書いてくれとのリクエストがあったので、まず食堂について書きます。

ヘルシンキ大学は、いくつかの校舎が街に分散して建てられているのですが、

そのいずれの建物にもUniCafe(食堂)が設置されており、さらに駅の近くなど、学校の建物と関係ないところにもいくつか大学の食堂があります。


わたしの日本での大学ではキャンパスに2つしか食堂がありませんが、ここでは各建物ごとに、というかそれ以上に食堂があるってことです。素晴らしい。

でもお昼どきには、なんでこんなにたくさんあるのに、って思うくらいいつも混んでます。

駅の近くの食堂は近くに校舎がないからか比較的空いていて、お気に入り。

ここだけ18時まで開いてるので、やろうと思えば三食全てUniCafeで済ませることができます。


内装もなかなかおしゃれ。

メニューは、パン、ご飯、ジャガイモの炭水化物と野菜は取り放題で、3種類くらいのメイン料理の中から一つ選び、2.6ユーロ(350円くらい)。

ヘルシンキの物価を考えるとかなり安い。

ちなみに学生以外が食事しようとすると10ユーロ。

飲み物も牛乳やPiima(砂糖無しの飲むヨーグルト)、豆乳、ベリージュースなどから1つ選べます。水はもちろん飲み放題。

肝心の味は、この値段を考えればなかなか良いと思います。

ここでランチするときは、夜ご飯が食べられないくらい、かなりの量を食べます。
(単に夜ご飯を作るのが面倒なのでたくさん食べる。)

一緒にお昼を食べる男子よりも多く取ることがほとんどです。

ちなみにここで昔話をすると、

高校2年のとき、クラスの男子に「お弁当箱大きくない?」と言われたことがあり、ショックを受けたことがありました。

けれども、運動が好きで体をよく動かすし(当時は週4回ダンススクールに通っていた)、その体も170cmと大きめなのでエネルギーを取らずにはいられない、というのが本音。

成長するにつれて、本当は食べたいけど、家以外でたくさん食べるのは恥ずかしいな…と思うようになりました。
特に、高校で上の台詞を言われたときは、「恥ずかしいこと」として改めて認識しました。

でも、

それってなんでだろう?
男子にひかれるのが嫌だから?

そんな度量の小さい男、こっちから願い下げにしてやれば良いのだ、とあるとき思い立ちました。
だってわたしが元気でいるために必要なものなんだから!

それから「もりもり食べて、もりもり運動する」。
これがわたしのスタイルとなりました。

たくさん食べれること自体健康な証拠ですしね。

けれど、たくさん食べることだけが良いことだとは思いません。

食べるからには、それに見合うエネルギー消費活動が必要となります。

ぶくぶくと肥えてしまうのは、それはまずいですが、

近年の女子の傾向として、痩せることが美徳とされ、とにかく細くなりたい!と思うばかりに全然食べない女子が多すぎると思います。

その結果、筋肉が全然なくて、細いけれど付いている皮はほとんど脂肪という恐ろしい状態に。

食べたい女子は、食べよう。
そして、運動して筋肉をつけて、
「健康的な美」を目指そう、
というのが最近のわたしのモットー。

言うまでもなくまだ途上ですが。

同じ悩みを持っている人の参考になればいいな…と思って今回この話を挟みました。


さて、話を戻します。

UniCafeと称するだけあってカフェも併設されています。

コーヒー1杯1.25ユーロ。食事と一緒に頼むとちょっと安くなるという裏技あり。

学校が始まった頃、食堂に一人で行くときは、一人で食べている学生のところにわざと行って、話しかけてみたりしました。逆に話しかけられたりも。

日本では、特に女子学生はお昼どきに一人でランチしにくい雰囲気がありますが、ここではそんなの全くありません。

友達と時間が合えば友達と、という感じ。

また、いきなり一人でいる学生に話しかけるのも日本ではあまりできないけれど、こちらでは気軽に「ここ座って良い?」から始まり、「ところで学部生?留学生?」などと話を広げていっても怪しい目で見られることはなく、フレンドリーに話すことができます。

価格の安さとどこにでもある手軽さから、お昼前の授業が終わればUniCafeに行く人が多いので、授業が一緒の子と仲を深めることも可能。

以上、新しい出会いと親睦の場であるUniCafeレポートでした。もいもい。

2014年10月15日水曜日

海外・銀行口座開設のいろは Nordea Bank

9月初めに、こちらではよく知られているNordea銀行で銀行口座を開設しました。


学校から、口座を開設するにはまず大学からの受け入れ証書(Certificate)、パスポート、そして日本の銀行から発行された信用証明書がいると言われたのですが、

信用証明書なんて持ってきていないし、聞いたこともない。

日本のCiti Bankにお願いしようと思い電話してみたところ、「そんなもの発行したことがない」との一点張り。

仕方ないので、とりあえず中央駅に近い支店に行って聞いてみることにしました。

入って、案内のおばさんに「あの、口座作りたいのですが」と聞くと、
「パスポートと学校からの受け入れ証書持ってる?」と聞かれ、
「はい、持ってます」と答えると、奥に通され、そのまま口座開設できてしまいました。なんてあっさり。

しかし何人かの友人は、同じNordea銀行であるのにも関わらず、自国の銀行からの信用証明書が必要だと言われ、できなかったという人もいました。

支店によって基準が厳しかったり緩かったりするそうです。不思議なことですが。

オンラインショッピングも出来るように、VISA Electron(デビットカード)も同時に申し込むことができました。

ネットバンキングもできるように申し込みました。これには2か月かかるそうです。
(でも違う支店に行った子は3か月かかると言われたそう。)

現地で口座を開くメリットは、現地のサイトやお店で必ず使えるVISA Electronのようなデビットカードが作れること。

ヨーロッパで作れば、ヨーロッパ内なら、ほとんどどこでも使うことができるそうです。

外国のサイトで航空券などをオンラインで買うとき、日本のクレジットカードが使えないことが結構あります。

ドイツではクレジットカードがかなりの確率で使えないそうです。地域にもよると思いますが。
好まれるのは、デビットカード。
現金が無敵。

ベルリンに行ったときは、フィンランドで作ったカードさえ使えないことが一度ありました。

なのでおすすめは、(比較的安全な国であれば)留学先にある程度まとまった現金を持ち込み、現地で銀行口座を開設し、デビットカードを作る。

そして、ドイツのような国に旅行するときのためにも、留学先で自由に現金を引き出せる状況にしておくことですね。

ちなみに、海外の銀行では口座を開くと管理手数料を取られることが多いですが、フィンランドでは26歳以下は手数料がかかりません。

ATMでお金を下ろすのも無料でできます。

なんにしろ、支払い方法が複数あったほうが万が一のときに安心です。

留学している方、する予定の方、手数料も確認の上、銀行口座開設も検討してみてはいかがでしょう。

ではではここらへんで。もいもい。

2014年10月14日火曜日

エストニア タリンレポ1 弾丸日帰り旅行

タリンへたったの2ユーロ(約270円!しかも往復)で行けるギフト券を運良く手に入れたため、
10月13日(月)にエストニアの首都タリンへ弾丸日帰り旅行して参りました。

普段は安くても往復で25ユーロくらいします。
ノーマルな値段は35~40ユーロほど。

ヘルシンキからタリンへは船で片道2時間半です。
いくつか船会社がありますが、今回はVIKING LINEを使って行きました。(ギフト券はVIKING LINE発行)


かなりの大型客船。


たくさんの人が乗り込む。

今回は、11:30にヘルシンキを出発して14:00に着き、18:00にはタリンを出発するという滞在時間わずか4時間の超弾丸。

まあ2ユーロだし文句は言えない。

エストニアはユーロ圏でありながら物価の安い国として知られており、フィンランド人はその便の良さからお酒やタバコを大量に買うためにタリンへ向かいます。

タリンの旧市街は世界遺産として登録されているのに、フィンランド人に言わせれば「タリンなんて港内だけで十分」らしい。

フィンランド人ではないわたしたちも、タリンは今回が初めてにも関わらず食料目当てでタリンに向かいました。なんてやつら。

船の中は大きめの免税店があります。



子ども向けのショーも催されていました。



着くとすぐにスーパーマーケットに向かい、まず食料品や生活必需品を購入。





スーパーの中。ガラガラ。

ヘルシンキの半額〜2/3の値段といった印象。

わたしは食パン(×2)やウインナー、ヘルシンキでは高くて買えないサーモン缶を買いました。あとお菓子。
サーモンとお菓子以外は特にここで買う意味はなかったかも。

と思いきや、この食パンがかなり美味しかったので意味はあった。
焼かないほうが美味しいくらいに柔らかい。


4枚食べたあと撮ったので本当は元はもっと大きいです。80円くらいでした。

その後はレストラン探し。

向かうまでの町並みはこんな感じ。



天気のせいもあるかもしれないけど、どこかもの悲しい。

途中で雰囲気の良さそうなレストランを見つけ、そこで遅めのランチ。



豚肉のグリル。4.9ユーロ(700円弱)。
付いてきたパンも焼きたて。

SYÖ HELSINKI!よりよっぽど良いではないか。

ココア(2ユーロ)も付けて、久しぶりに満足した外食でした。

ここからアルコール仕入れ隊と観光組に分かれて行動。

せっかくなので旧市街もちょっと観てみたいと思って観光を選びました。




おとぎ話の国の中みたいで、ここの街並みは本当にかわいかったです。

でもわたしはそれよりも、レストランに行くまでに見た景色とのギャップに驚きました。

数分歩いただけでこの違い…なんてこと。
世界遺産の力とも言うべき?

最後にまたスーパーに戻ってクリームチーズを買いたかったけれど、港に戻るまでに道に迷い、時間がなくなったので断念。残念。

一方、アルコール組の二人(from 香港)は大量のお酒(ウイスキー、ウォッカ、ビールなどビン7本)を買って船に乗り込み、さらに船の中の免税店でもビールを2箱(24本入り)買ってた。凄まじい。

しかしフィンランド人はもっとすごい。
船に乗る前に、タリンに宿泊するのかな?と思われたキャリーバックは酒を運ぶためのものだったということが判明。

帰りの船で、どうしてもアイスが食べたくなったので買ってしまった。


2.5ユーロ。
往復の船代よりも高いということにそのときは気付かなかった。

今回の弾丸タリン旅行はこんな感じでした。
旧市街に10分程度しかいれなかったので観光はまた次回改めてしたいな〜と思います。

そして船旅はなぜかものすごくエネルギーを使いました。疲れた。

ではではここらへんで。もいもい。

2014年10月13日月曜日

海外で使える携帯電話 / インターネット

留学する学生にとって携帯電話をどうするかは悩みどころですよね。

おすすめは、SIMフリーのスマートフォンを事前に日本で買うことです。

こちらでスマホを買っている学生も多いですが、日本語のアプリをわざわざ入れなくてはいけないし、なにより電化製品が高い(フィンランドだけかもしれませんが)。

国にもよるかと思いますが、ヨーロッパはほとんどSIMフリーです。
スーパーやコンビニでSIMカードを買って、そのまま携帯に差し込むとすぐ使えます。

日本はまだSIMロック端末が多いですが、探せばあります。
現在すべてSIMフリーにしようという動きもあるし、これからどんどん増えると思います。

iPhoneも5からSIMフリーの端末が出ていますね。
iPhone5cだと、今は35000円くらいでゲットできるそうです。

いろいろ調べた末、わたしが買ったのはこちらの小さめのタブレット端末。

インターネット専用にするつもりだったので、大きいほうが見やすいかな、と思って買いました。

微妙なサイズなので、結果色んな人から「これ携帯?大きいね」と言われる始末ですが、個人的には気に入っています。


ちなみに、SIMフリー端末にすると海外で使えるだけではなく、日本でも以下の格安SIMカードを購入して使用すれば月々のパケット代を1000円弱まで抑えることが可能です。
などなど、調べればたくさん出てきます。
これを使うと、もうパケット代に5000円かけるのはばかばかしいです。

わたしが使っていたのは、BIC SIMでしたが、どれもそんなに値段は変わらないので、サービス内容や自分の使う通信量に合わせて選べば良いと思います。

インターネットのみで通話機能がないのがほとんどなので、通話専用のガラケーとの二台持ちにすれば問題ありません。

でも中には、音声通話対応プランを展開している会社もあるので、それだったら二台持ちではなく一台で済みそうですね。

こんな感じで、日本でもタブレットとガラケーの二台持ちでしたが、フィンランドに来てもSAMSUNGの古いガラケー(でもSIMフリー)を買ったのでそのスタイルを続けています。

しかしながら、現在わたしはこのタブレットでSIMカードを入れて使っていません。

その理由は、家のインターネット環境がWi-Fiではなかったから。

その代わり、家を貸してくれているルームメイトがSIMカード入りのUSBをくれたのですが、それがわたしの使っているMacに対応していなかったのです。

こんな感じのもの。


何度も電気屋さんや携帯ショップに行きましたが、だめでした。

このまま家でパソコンができなかったらどうしよう…と絶望的になったわたしは、解決策を見つけました。

それは、SIMフリーのポケットWi-Fiルーターを買うこと。

これさえ手に入れば、外ではタブレット端末で、家ではパソコンでWi-Fiを繋げられるようになるはず!

ヘルシンキで買えれば一番良かったのですが、HUAWEIの180ユーロ(約25000円)のものしか見つからず、高すぎる!と思ったので、これをAmazonで注文して日本から母に送ってもらいました。
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同じ中国の会社なのになんでこんなに値段が違うのか。
日本からの送料込みでもこっちのほうが安いってどういうこと。

こんな事情があって、今はタブレットのSIMフリー機能ではなく、このWi-Fiルーターに頼ってインターネットをしております。

これから海外で生活する人は、万が一に備えてスマホとルーター二つとも買っておくのもいいかも。

でもまあ普通、学生の住むアパートや寮のインターネット環境はWi-Fiか有線で備えてあるかと思うので、SIMフリーのスマートフォン一台あれば十分かな、と思います。

参考までに。

もいもい!

2014年10月12日日曜日

小旅行で役立つ! おしゃれ&丈夫なリュック特集

わたしは旅行の際、なるべくスーツケースを持たないようにしています。

いつもバックパックと小物を入れる小さな斜めがけのバッグの2つです。

この荷物だけだと、預け荷物にする必要がないし(特にLCCは荷物を預けると課金しなければならない)、空港に着いてからホテルに向かうことなく観光をスタートできるため、おすすめできるスタイルです。

ちなみに、今年の2月にモロッコ、スペイン、フランスを2週間かけて周りましたが、このときもスーツケースは持たずバックパックと小さな鞄のみでした。

リッチな観光客にも見えないので盗難に遭う確率も下がるんじゃないかなと思います。

そこで、旅行時おすすめできるリュックをここで紹介したいと思います。


1. The North Face

まず何と言っても一押しはノースフェイス。

特に下のドラム缶のような形をしている「ダッフル」タイプがおすすめです。

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なぜなら、チャック部分が背中に来るので、後ろから誰かに開けられるという盗難の心配がないから。

登山用に作られただけあって生地もとてもしっかりしています。

サイズも豊富にありますが、旅行なら自分の背中くらいの大きさで丁度良いと思います。

わたしが買った5年前は(なんと高校の通学用に使っていました。当時は大きすぎとよく言われた。)、そんなに種類がなかったのですが、今はたくさんの色やデザインが続々と出ているみたいです。


2.  Herschel

次のおすすめはハーシェルです。
カナダ、バンクーバー発のブランド。

最近ビームスとコラボしたりしているので、知ってる方も多いのではないでしょうか。

わたしが愛用してるのはこの下のと似たものです。

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ヘルシンキで毎日の通学にも使っています。
パリとベルリンの弾丸旅行もこれで行きました。

ノースフェイスほど丈夫ではないけど、普段使いにも小旅行でも使える点で優秀。

ただ普通のリュックと言えばリュックなので、防犯対策はありません。
海外旅行に慣れていなくて、治安の悪いところへ行くならノースフェイスのほうが良いと思います。
ヨーロッパの小旅行だったら特に問題ないと思いますが。

もう少し長めの旅行なら、こちら(下)の少し大きめが良いかも。

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こっちは普段使いには少し大きいかな、という感じ。

でもデザインは個人的にかなり好き。


3. Fjallraven

最後は、北欧に留学してることもあってフェールラーベンを薦めておきます。

「カンケンバッグ」で一躍有名になったスウェーデンのブランドです。

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最近、日本でも背負ってる人結構いますよね。

フィンランドでも10~30代の女性を中心にとっても流行っています。男性も時々持っているのを見かけます。

このブランド、この形だけではなく、旅行に使えそうなバッグも出しています。

このリンク先のバッグ、わたしもまだ手に入れていませんが、友達(フィンランド人)のを見た限りかなり丈夫で良さそうです。

わたしも今のハーシェルのバッグが切れたらこれを買おうと思っています。

個人的にカンケンバッグよりリンク先のラインのデザインのほうが好みです。
普段はもちろん、旅行にも使えそうだし。

ちょっと値段は高めですが、耐久性があり、しかも流行に左右されないデザインなので、手に入れる価値はあるかと思います。


以上、旅行に使えるおすすめリュック特集でした!

2014年10月11日土曜日

SYÖ HELSINKI! -ヘルシンキを食べ尽くせ!-

ヘルシンキでは10月3日から16日まで SYÖ HELSINKI! というイベントが開催されています。


(画像元はこちら

ヘルシンキ市内中心部 35店のレストランが10ユーロ(現在のレートで1400円弱)で料理を提供するというもの。

SYÖはフィンランド語でEAT(食べる)の意味だから、日本語に直訳すると「ヘルシンキを食べよう!」となりますね。
意気込みを汲むと「ヘルシンキを食べ尽くせ!」くらいになるでしょうか。

物価が高いので、普段はディナーなぞ外食できないのですが、「まあ10ユーロなら!」と友人を誘って行ってみました。

まず訪れたのは、Itamae Sushi というお寿司屋さん。
KIN SUSHIに懲りずにまた寿司屋に行ってしまいました。

出てきた10ユーロの寿司はこちら。


またサーモンはしっかり出てきた。

ほかのネタはエビ、かにかま(なぜネタに?)、カッパ巻き、カリフォルニアロール、ツナマヨ(?)。

サーモンは相変わらず美味しかったけど、
エビはなんだか乾燥していたし、何と言っても手抜きのネタが多すぎ。

いやー、これだったらスシローのほうがお腹いっぱい食べれるし美味しいだろうなぁ、という印象。


魚はだめだ。それなら肉はどうだ?
という安易な考えから、この2日後にManhattan Steak Houseへ。

どうやら150gのステーキが10ユーロで食べられるらしい。これは期待大。

出てきたのはこちら。


うーん…

とりあえず野菜、もう少しなんとかならないのかな。

味も肉も悪くなかったけど、これで10ユーロか。
うーん、けんの勝ち。

【総括】
・ ヘルシンキは食べ尽くさないのが吉。
・日本のコスパ&食文化万歳!