お久しぶりです。
更新していないうちに日本を出て4か月が経ちました。
12月11日から冬休みに入り、11日〜15日にドイツのクリスマスマーケットに行き(過酷な旅だった)、16日から26日までイタリアに行っていました。
ちなみに29日から1月6日まではオーロラを見るべくストックホルム発のラップランドツアーに参加する予定です。
こんな感じで、冬休みはほぼヘルシンキにいません。
11月の終わりから12月の初めにかけて、「あ、こんなことって自分の身に起きるんだ」くらい不運な出来事が続いたため、
地獄の日々が続いたHELLシンキから脱出し、より南の暖かな楽園地イタリアにてパスタを食べまくり陽気なイタリア人に囲まれ遊びまくった結果、
そこでの日々は見事にわたしの心を癒してくれました。完治はしていないけど。
とりあえずイタリア人最高。
しかし同時に、勉強しなきゃ、とも思いました。
思えばこの1学期はフィンランドの生活に慣れたり、友達を作るのに必死で、さして真剣に学業に取り組んでいなかったなぁとしみじみ。
生活自体には慣れてきたし、目標もできたので、春学期は勉強の比重をかなり多くしてみようかなと思います。そもそも留「学」に来ているわけですしね。
しかしそこには日本の大学3年生の宿命とも言える「就活」という問題もあって。
わたしの代から就活の開始時期が3月になりましたが、
実際外資やマスコミは経団連の方針に従わず例年通りの時期に募集を開始し、
国内企業でさえ夏季/冬季インターンを3年次に実施しているわけで、
むしろ早まった…?という印象を受けます。
ゼミや日本の友人とのLINEでも「就活」というワードが頻繁に出てくるし。
わたしとしては、留学中に日本の就活について気にしたくないというのが本音です。
1年弱という限られたスペシャルな時期なのに、日本のことばかり気にしなければいけないなんてもったいないな、という気がしてしまうのです。
そう思いつつ、人生を左右する最重要事項の一つであることは間違いないので、常に頭の片隅で考えてしまうという状況です。
しかし一方で日本は他国と違って新卒採用を重視してくれるので、大学生にとってはとてもありがたいですね。
中途採用の方のほうがよっぽど即戦力になると思うのですが…。
まあそれは置いておこう。
ということで、4か月経った今の状況としては、就活が気になりつつ改めて勉強する意欲を固めた(イタリア語含む!)、という感じです。
1月8日にある試験に向けて課題本読みながらラップランドツアー楽しんできます。泣
それではもいもい!
2014年12月28日日曜日
2014年12月7日日曜日
恐れていた季節 @ヘルシンキ
ヘルシンキの現在の気温は+5℃。
そして、11月21日に雪が降ってから、なんと一度も降ってません。
調べたところ、北海道の現在の気温は-6℃。積雪も記録しているそうですね。
つまるところ、フィンランドのアイデンティティを完全に失った気候となっております。
日本だったら「それどこで着るの?」と言われるような、
もっこもこのコートを頑張って日本からわざわざ持ってきたので着ていたら、フィンランド人からも「え、それまだ早くない?笑」と言われる始末。確かに昼間だったらちょっと歩くと暑くなる。
ちなみにフィンランドは去年は暖冬で全然雪が降らず、一昨年は11月で積雪が1メートルを超えるような冬だったようなので、まだなんとも言えないのだとか。
まあ今のところはそこそこ暖かい冬と言えるようです。
しかし日照時間に関しては笑えません。
ヘルシンキの11月の日照時間は、なんと合計12時間だったそうです。ひと月の合計です。
ほぼ1日暗いので、なんにしろ眠い。10時くらいに起きても早起きした気分にしかなりません。
そしてすぐ夜になるので1日がものすごい勢いで終わっていく気がします。
授業がほとんど終わった今、天気が悪いと出かける気も起きず、家で過ごすことが多いです。
何をしてるかと言えば、映画やドラマを観たり、読書したり。あとは昼寝。最近寝すぎ。これじゃいけない。けどなんかこの生活が楽しかったりする。まあもう少ししたら忙しくなるしこれでいっか。
今日は久しぶりに料理してみました。
1kg(市販の一袋)の米を一気に炊きました。(料理?いや、文字通りの「自炊」)
まあ暖かい冬のほうが過ごしやすいし、雪も降っていない方が転ばなくてすむし、わたしはこれで良いかな〜と思っているのですが、
一学期しか留学期間がない友人の多くは期待していた雪が見れなくて残念がっています。
今日は珍しく太陽が出て、気分が良いのでブログを更新してみました。
それではもいもい〜
そして、11月21日に雪が降ってから、なんと一度も降ってません。
調べたところ、北海道の現在の気温は-6℃。積雪も記録しているそうですね。
つまるところ、フィンランドのアイデンティティを完全に失った気候となっております。
日本だったら「それどこで着るの?」と言われるような、
もっこもこのコートを頑張って日本からわざわざ持ってきたので着ていたら、フィンランド人からも「え、それまだ早くない?笑」と言われる始末。確かに昼間だったらちょっと歩くと暑くなる。
ちなみにフィンランドは去年は暖冬で全然雪が降らず、一昨年は11月で積雪が1メートルを超えるような冬だったようなので、まだなんとも言えないのだとか。
まあ今のところはそこそこ暖かい冬と言えるようです。
しかし日照時間に関しては笑えません。
ヘルシンキの11月の日照時間は、なんと合計12時間だったそうです。ひと月の合計です。
ほぼ1日暗いので、なんにしろ眠い。10時くらいに起きても早起きした気分にしかなりません。
そしてすぐ夜になるので1日がものすごい勢いで終わっていく気がします。
授業がほとんど終わった今、天気が悪いと出かける気も起きず、家で過ごすことが多いです。
何をしてるかと言えば、映画やドラマを観たり、読書したり。あとは昼寝。最近寝すぎ。これじゃいけない。けどなんかこの生活が楽しかったりする。まあもう少ししたら忙しくなるしこれでいっか。
今日は久しぶりに料理してみました。
1kg(市販の一袋)の米を一気に炊きました。(料理?いや、文字通りの「自炊」)
炊飯器なんて魔法みたいな道具は存在しないので鍋で。
まさかいきなり1kg食べません。
このようにラップで小分けにして、冷凍保存します。
ざっと15食分完成。
まあ暖かい冬のほうが過ごしやすいし、雪も降っていない方が転ばなくてすむし、わたしはこれで良いかな〜と思っているのですが、
一学期しか留学期間がない友人の多くは期待していた雪が見れなくて残念がっています。
今日は珍しく太陽が出て、気分が良いのでブログを更新してみました。
それではもいもい〜
2014年11月28日金曜日
弾丸日帰り コペンハーゲンレポ
先週、日帰りでデンマークの首都、コペンハーゲンに行ってきました。
今回の航空会社はNorwegian Air。LCCの一つで、ありがたいことにヘルシンキも発着点です。
北欧に留学する人には一番おすすめの航空会社かも。
時期によりますが一番安いことが多いです。決済のときも手数料がかからないし。
往復でたったの68ユーロで、しかも朝7:00ヘルシンキ発、夜20:30コペンハーゲン発という日帰りにちょうど良い便を見つけたので、日本人の友人と即座に行くことを決めました。
ヘルシンキからコペンハーゲンまでは1時間半程度の飛行時間です。朝4時起きだったので爆睡してました。あっという間。
今回の航空会社はNorwegian Air。LCCの一つで、ありがたいことにヘルシンキも発着点です。
北欧に留学する人には一番おすすめの航空会社かも。
時期によりますが一番安いことが多いです。決済のときも手数料がかからないし。
往復でたったの68ユーロで、しかも朝7:00ヘルシンキ発、夜20:30コペンハーゲン発という日帰りにちょうど良い便を見つけたので、日本人の友人と即座に行くことを決めました。
ヘルシンキからコペンハーゲンまでは1時間半程度の飛行時間です。朝4時起きだったので爆睡してました。あっという間。
空港から中央駅までのチケットを販売機で買って、いざ出陣。
中央駅で降りてまず驚いたのは、自転車の多さ。
アムステルダムにも劣らぬ自転車の数。
しかもみんなかなりのスピードで走ってる。
歩行者の道路より自転車専用道路のほうが広い…。
市庁舎。格好良い。
ここからメインの歩行者天国。
コペンハーゲンの街にはセブンイレブンがたくさんあった。違和感。
途中、ホテルの飾り付けが可愛かった。
ここまでほぼ一直線で来れる。
個人的に雰囲気がツボ。
要塞。天気が良ければなぁ。
さらに歩いて行くと、
いた!世界三大がっかりと言われる人魚。
しかしわたしは何となく寂しげな雰囲気が気に入りました。
さてここからランチ探し。
しかもどの店もとにかく高い…。
ということで、入ったのは見慣れないMAXというハンバーガーチェーン店。
このハンバーガー、ポテト、ドリンクセットで1000円。
高いと思いますが、ハンバーガーはパンがもちもちで、とても美味しかったです。
なんとなく満足。
ここからは歩行者天国沿いのお店でお買い物。
デンマークといったらレゴ!
ということでレゴショップ。
お次はコペンハーゲンでは珍しいと思われるチープで可愛い雑貨屋さん。
この人のシルエットの看板が目印。
雑貨はもちろん食品も充実していました。
さらに、日本で原宿に上陸したときに一世を風靡したFlying Tiger Copenhagen。
ちなみにフィンランドでも、かつて日本で整理券を待って入店したのが馬鹿らしくなるくらいたくさんのTigerがありますが、発祥地ということで入ってみました。
3階か4階まであって、日本ではあまり見られないDVDも大量に売られていました。
途中コペンハーゲン大学の学生が運営しているカフェで一休み。
このケーキは美味しくなかった。
中の雰囲気はこんな感じ。
途中こんなに可愛らしいカフェを発見。
もちろん写真だけ。
さて最後はお目当てのチボリ公園、クリスマスイルミネーション!
後ろの中国系の建物とのコントラストが気になる。
レトロで可愛らしい雰囲気がたまりませんでした。
コペンハーゲンはレゴランドに行かなければ一日で十分周れるのに加え、
観光名所がほぼ一直線上にあるので非常に観光しやすい都市だと思いました。
ぜひ、機会があれば、チボリ公園内の花が満開の春か、クリスマスイルミネーションの時期に訪れてみてください。
P.S 美男美女、高身長の国であることを実感。歩いてるだけで楽しかったです。
こぼればなし*
今回コペンハーゲンで、翌日にヘルシンキ市内のプールに行って泳ごうと友人と約束していたので、競泳用の水着を買いたいと思っていました。
3店ほどスポーツショップを周ってあることに気づきました。
女性用の競泳用水着にパッドが入っていないのです。
入れるところすらない水着も結構ありました。
サイズの違いのせい(涙)なのか、はたまた何も気にしないのか…。
いやでも絶対あかんでしょう、と多いに悩みましたが、
どれも子供用の水着のように生地が薄いものが多いのです。
中に何もつけないのかは恥ずかしくて聞けず、帰った翌日ヘルシンキで水着を物色してみると、
ヘルシンキで売られている水着にもパッドが入っていませんでした。
結局それを買う勇気が出ず、持ってきたビキニで本気になって泳ぐことになりました。
日本人なら誰もが違和感を覚えるはずなので、水泳をする可能性がある限り、留学の際は遊泳用と競泳用の水着を持っていくことをおすすめします。
ではでは。
2014年11月26日水曜日
留学・持ち物リスト
リクエストがあったので留学の持ち物について書きたいと思います!
現在円安の動きが止まらないので、正直使いそうなものはできる限り日本から持っていくことをお勧めします。
リストにするとこんな感じでしょうか。
必需品
·
パスポート
·
現金
· クレジットカード・デビットカード
·
保険、Certificate、旅券情報などの資料
· ビザ
キッチン用品
· ルクエ(自炊に慣れていなければ/面倒臭がり屋ならマスト)
· 箸
正直台所周りに関しては、滞在先に何があるか聞いた方が良いと思います。
例えばわたしの場合、ルクエが使えなければほぼ食べ物を生で食べていたんじゃないかと思うのですが、HOASで部屋を借りた学生の中には電子レンジがないという悲惨な人もいました。
お皿は学生アパートなら前の人が置いていってくれている可能性大です。
鍋は現地で買っている人が多かったので、不安なら持ってきても良いかもしれません。
食品
· 醤油
· 塩・胡椒
· インスタント味噌汁/スープ
· 乾燥わかめ(水につけると膨らんでサラダにできるもの。個人的におすすめ)
· 混ぜるだけのスパゲッティーソース(とても役に立っています。こちらに来る友人にも持ってきてと頼みました。たらこがおすすめ。無性にたらこスパゲッティーが食べたいときが来ます。)
· 日本のお菓子(いくらあっても足りないので大量に持って行きましょう。ちなみにここではチョコは高いです。ポッキーは外国人からも人気有。)
生活用品
· 目覚まし時計
· 折り畳み傘
· ファブリーズ
· 洗濯ネット
· ティッシュ
勉強道具
· 筆記用具、ノート
· フィンランド語の参考書、電子辞書
· メモ帳
フィンランドは紙の国のはずなのに文房具が高いです。絶対日本から持ってきてください。
電子機器
· コンセントの変換プラグ(×3)
· SIMフリー端末
· ノートパソコン
· 海外対応ドライヤー
衣服
· ウルトラライトダウン
· 厚めのコート
· ウィンタースポーツをしたいならスキーウェア(ただ荷物になる)
· ヒートテック(行く前に7枚程ネットで買った。上だけでなくモモヒキやタイツも買いましょう。)
· 靴下(分厚いのも忘れずに)・下着(なかなか洗濯できないときがあるので、たくさん持ったほうが良いかと)
· 雪に耐えられる靴(わたしはHUNTERを持って行きました。けどこれでも滑りそう。)
· 服(わたしはどうせ現地で買うだろうから上下三枚ずつくらいしか持って行きませんでしたが、もっと持っていくべきだったと後悔しました。ここでは服もそんなに安くないです。)
· 水着(わたしはビキニしか持ってきておらず大後悔。競泳用も持って来るべきだった。)
· スーツ(ボスキャリ用)
· ビーチサンダル
· 普段履ける歩きやすいスニーカー
· 余裕があればおしゃれなショートブーツ
化粧品
· 日本の化粧水・乳液
· ホッカイロ(たくさんは要らない)
· 常備薬
· 爪切り・耳かき
· 生理用品
· コンタクト(1年分)
· 歯ブラシ
· 保湿クリーム(一年中乾燥しているため)
· シャンプー、リンス(容器と詰め替え用一つずつ)
· ボディーソープ、フェイスソープ
· 体を洗うスポンジ
その他
· 北欧ガイドブック
· 通学用かばん
· パーティーなどにも持っていけるお出かけ用の小さなかばん
· 日本のお土産
こんな感じですね!
また何かあれば追加していきます。本格的な冬になればもっと増えると思うので…
それではもいもい!
2014年11月23日日曜日
フィンランドにあって 日本にない 便利なもの
1.皿洗い用ブラシ
日本人はスポンジを使いますが、こちらでは上の写真のようなブラシを使って洗い物をします。
直接洗剤が手に触れないので、手もガサガサしないし、泡立ちもとても良いです。
日本に留学していたフィンランド人は、日本にもあると思っていたらどこにもなくて、わざわざこれをお母さんに頼んで送ってもらったのだとか!
わたしも何本か購入して日本に持って帰ろうと思っています。笑
二つ目は、シンクの上にある食器用ラック。
洗ったらそのまま上に並べて干せば良いので楽チン。
水が垂れてきてもシンクの中に入るようになっています。
3.自動手拭きタオル
最後に、洗面所やトイレの中の蛇口の隣に置いてあるこのタオル。
引っ張るとまだ使われていない部分が出てきて、手を話すと自動で出した分が戻ります。
日本では蛇口しかなくて、水で手を洗ったあと自分のハンカチを使って手を拭くことが普通だと思うのですが、こちらでは必ず上の手拭き用のタオルが置いてあります。
手を洗う前にハンカチをカバンの中から探すのも嫌だし、洗ったあと濡れたままカバンの中を模索するのも嫌だったので、これはいいな〜と思いました。
追記:最近は日本でもよく置かれているらしい…?
石鹸も欠かさず置いてある。
石鹸がないトイレもよく日本で見るけどあれって全然意味ないような気がする…。
ではでは!
2014年11月22日土曜日
日本を出て3か月。
3か月が経ちました。
ヘルシンキでは、10月の終わりから11月にかけて、気候が一変しました。
最近は、最高気温も氷点下の日が続くようになり、しかも全然晴れません。太陽が恋しいです。
あんなに日焼けして黒くなるのが嫌だったのに、今では光を浴びるセラピーに興味が湧いてきたくらいです(※日サロではない)。
日の入りは3時半です。一日中明るくなりません。
太陽の出る日があると、あとで「今週の何曜日に太陽が出たね!」という会話が交わされます。それくらい珍しいです。
今日(21日)は本格的に雪が降って、今もどんどん積もっています。
冬や雪や寒さが好きという理由でここに来たわけではないので、このような天気は全く嬉しくありません。わたしは夏が大好きです。
この陰鬱な気候がわたしの気分に影響を及ぼしているのだと思いますが、まずは今抱えている悩みから書こうと思います。
まず一つ目に、今履修中の授業に対するモチベーションがいまいち上がらないことです。
これは完全に人や学部によると思いますが、わたしの取っている授業は宿題が全くと言っていいほどなく、教授が一方的に話をする講義形式なので、英語で話されている以外は日本の大学での授業と大差ありません。
しかし、「リーディングの宿題やグループワークで忙しい」「日本の授業より断然面白い」と言っている友人も数多くいます。
しかしわたしは今までのところそのような授業に当たっていません。
それなので完全に人それぞれだと思うのですが。
わたしの場合、海外の大学のほうが宿題や発言する機会も多くて大変なんだろうな、というイメージを当初抱いていたので正直拍子抜けといった感じ。
その反面、今取っている授業を面白いと感じられないのは、多分、それ以外に自分の勉強したい分野を見つけられたことが原因だと思います。
しかしそもそも大学受験以来学校の勉強に対してモチベーションが上がったことはあったっけ?と考えると、テスト期間以外なかったのでした。てへ。
それを考えると、一つでも日頃頑張って勉強してみよう、と思えることは良い兆候なのでは!とポジティブに考えることにして、
せっかく英語の本がたくさんある環境の中にいるので、興味惹かれる分野の本をできる限り読んでいこうかなぁと。それで自主的にエッセイ書こうかなぁと。
だれか見てくれる先生いないかなぁ、などと色々考え中。
ちゃんと有言実行できたらこのトピックについてまた書こうと思います。
その他の理由として考えられるのは、この時点で卒業単位がほとんど取れてしまっていることだと思います。
3年の前期だけで32単位取ったので、もう燃え尽きたのかも?
単位がいらないなら自分の好きな勉強だけしてて良いのか、それとも、学校の授業も周りの留学生と同じくらい取るべきなのか悩んでいます。
二つ目に、日本人や日本語の喋れる外国人が周りにいて、思ったよりも英語を話せない環境に自分がいることです。
これに関しては、日本語を話せる外国人には英語で話してもらうようお願いしたり、友人主催のパーティーに積極的に参加して改善しようと努力しています。
が、足りない。もっと英語で話したい。改善の余地はまだまだあり。
まあ日本語を話せる外国人がたくさんいると実感できることは、それはそれでとても嬉しいですが…!
三つ目に、同居しているフィンランド人女性が余りにもキレイ好きで、掃除について何度も注意してくるので、ちょっと汚くても良いわたしはストレスを感じます。
何度も同じことを言われることも嫌い。
郷に入っては郷に従え、を心得ているつもりだったけどやっぱりストレス。
最後に、去年のロンドン短期留学で仲良くなったイタリア人の友人のように、ずっと連絡を取り合って、誕生日にはプレゼントを贈りあったり、また再会する約束ができるくらいの友達ができないかなぁ〜という悩み。これはかなり贅沢?
裏を返せば、去年のその出会いがどれだけ幸運だったかということを意味しますね。
同じように、日本の親友たちにも今ものすごく会いたいです。
どれだけ貴重な存在か身にしみています。
ちなみにクリスマス(12月16日〜26日)はそのイタリア人の友人の家で過ごします。
日本で言うとお正月並みのビッグイベント期間に実家にお邪魔するということで、迷惑甚だしいことは分かっているけどわくわく。
…以上見てみると、どれも既に解決策はありますね。大して深刻な悩みではないです。
それでも、いくら小さくとも悩みは悩み。
解決策がうまく実行できるように頑張っていきたいと雪が降りしきる窓を見ながら思う今日この頃です。
それではここらへんで。もい。
追伸:最近、フィンランドに留学予定の方たちから多くの質問や励ましのコメントが寄せられていて、嬉しい限りです。ありがとうございます。
少なくとも留学中はこれからも頑張って更新していこうと思いますので、これからも読んでいただけると泣いて喜びます。
ヘルシンキでは、10月の終わりから11月にかけて、気候が一変しました。
最近は、最高気温も氷点下の日が続くようになり、しかも全然晴れません。太陽が恋しいです。
あんなに日焼けして黒くなるのが嫌だったのに、今では光を浴びるセラピーに興味が湧いてきたくらいです(※日サロではない)。
日の入りは3時半です。一日中明るくなりません。
太陽の出る日があると、あとで「今週の何曜日に太陽が出たね!」という会話が交わされます。それくらい珍しいです。
今日(21日)は本格的に雪が降って、今もどんどん積もっています。
冬や雪や寒さが好きという理由でここに来たわけではないので、このような天気は全く嬉しくありません。わたしは夏が大好きです。
この陰鬱な気候がわたしの気分に影響を及ぼしているのだと思いますが、まずは今抱えている悩みから書こうと思います。
まず一つ目に、今履修中の授業に対するモチベーションがいまいち上がらないことです。
これは完全に人や学部によると思いますが、わたしの取っている授業は宿題が全くと言っていいほどなく、教授が一方的に話をする講義形式なので、英語で話されている以外は日本の大学での授業と大差ありません。
しかし、「リーディングの宿題やグループワークで忙しい」「日本の授業より断然面白い」と言っている友人も数多くいます。
しかしわたしは今までのところそのような授業に当たっていません。
それなので完全に人それぞれだと思うのですが。
わたしの場合、海外の大学のほうが宿題や発言する機会も多くて大変なんだろうな、というイメージを当初抱いていたので正直拍子抜けといった感じ。
その反面、今取っている授業を面白いと感じられないのは、多分、それ以外に自分の勉強したい分野を見つけられたことが原因だと思います。
しかしそもそも大学受験以来学校の勉強に対してモチベーションが上がったことはあったっけ?と考えると、テスト期間以外なかったのでした。てへ。
それを考えると、一つでも日頃頑張って勉強してみよう、と思えることは良い兆候なのでは!とポジティブに考えることにして、
せっかく英語の本がたくさんある環境の中にいるので、興味惹かれる分野の本をできる限り読んでいこうかなぁと。それで自主的にエッセイ書こうかなぁと。
だれか見てくれる先生いないかなぁ、などと色々考え中。
ちゃんと有言実行できたらこのトピックについてまた書こうと思います。
その他の理由として考えられるのは、この時点で卒業単位がほとんど取れてしまっていることだと思います。
3年の前期だけで32単位取ったので、もう燃え尽きたのかも?
単位がいらないなら自分の好きな勉強だけしてて良いのか、それとも、学校の授業も周りの留学生と同じくらい取るべきなのか悩んでいます。
二つ目に、日本人や日本語の喋れる外国人が周りにいて、思ったよりも英語を話せない環境に自分がいることです。
これに関しては、日本語を話せる外国人には英語で話してもらうようお願いしたり、友人主催のパーティーに積極的に参加して改善しようと努力しています。
が、足りない。もっと英語で話したい。改善の余地はまだまだあり。
まあ日本語を話せる外国人がたくさんいると実感できることは、それはそれでとても嬉しいですが…!
三つ目に、同居しているフィンランド人女性が余りにもキレイ好きで、掃除について何度も注意してくるので、ちょっと汚くても良いわたしはストレスを感じます。
何度も同じことを言われることも嫌い。
郷に入っては郷に従え、を心得ているつもりだったけどやっぱりストレス。
最後に、去年のロンドン短期留学で仲良くなったイタリア人の友人のように、ずっと連絡を取り合って、誕生日にはプレゼントを贈りあったり、また再会する約束ができるくらいの友達ができないかなぁ〜という悩み。これはかなり贅沢?
裏を返せば、去年のその出会いがどれだけ幸運だったかということを意味しますね。
同じように、日本の親友たちにも今ものすごく会いたいです。
どれだけ貴重な存在か身にしみています。
ちなみにクリスマス(12月16日〜26日)はそのイタリア人の友人の家で過ごします。
日本で言うとお正月並みのビッグイベント期間に実家にお邪魔するということで、迷惑甚だしいことは分かっているけどわくわく。
…以上見てみると、どれも既に解決策はありますね。大して深刻な悩みではないです。
それでも、いくら小さくとも悩みは悩み。
解決策がうまく実行できるように頑張っていきたいと雪が降りしきる窓を見ながら思う今日この頃です。
それではここらへんで。もい。
追伸:最近、フィンランドに留学予定の方たちから多くの質問や励ましのコメントが寄せられていて、嬉しい限りです。ありがとうございます。
少なくとも留学中はこれからも頑張って更新していこうと思いますので、これからも読んでいただけると泣いて喜びます。
2014年11月19日水曜日
ジブリ映画「かぐや姫の物語」@ヘルシンキ
数日前、一緒に住んでいるフィンランド人女性と、その娘さん(ロンドン在住/仕事で一時帰省中)と映画館で「かぐや姫の物語」を観てきました。
フィンランドは公用語が二つあるため(フィンランド語とスウェーデン語)、吹き替えは基本的に不可能。
字幕が画面の下に二言語で表示されるスタイルです。
今回は日本の映画なので、わたしはそのままの日本語の音声を聞き、二人はフィンランド語字幕を観て同時に物語を理解するという、日本では体験できない面白い状況でした。
「日本のアニメーションが今映画館で上映されているから、一緒に観に行こう」と誘われて、正直邦画の面白みがフィンランド人たちに理解してもらえるのかな、と不安を覚えつつ映画館へ行きました。
しかしこの映画、昔の日本のユニークな伝統をこれでもか!というほど詰め込んであって、間違いなく外国人受けするだろうという内容でした。
映画の随所で笑いも起きていたし、一緒に観に行った二人からは
「なんで日本人は歯を黒くしてたの?あの意味は一体何?」
「あの中でまだ今も残っている伝統ってある?」
「日本てやっぱり仏教国なの?」
「てか日本に宗教ってあったっけ?」
などなど、たくさんのことを聞かれました。
つまり、日本の文化に興味を持ってもらえたということで、本当に嬉しかった。
彼女たちから、「フィンランドってまだ独立してから200年ちょっとしか経ってないから、ああいう昔からの独自の伝統ってないんだよね〜」とも言われて、
日本人として、私たちはあの映画に出てくるような独特な文化を持っていたんだということを誇らしく思いました。
近頃アジア人としてのアイデンティティーの自信が失われていたところだったので、ちょうど良かったかな…
欧米の文化を追いかける必要性は大概の場合なくて、
アジアにしかないもの、自分にしか合わないもの、を大切にしようと改めて思ったきっかけともなりました。
久石譲さん作曲のテーマソングもまた良いんです。
あの方、本当に良い意味で「ジブリらしい」感動的な曲を生み出す天才ですね。
「かぐや姫の物語」、今のところ外国人に紹介したい映画No.1です。
機会があれば、ぜひご覧ください。
ではでは!
フィンランドは公用語が二つあるため(フィンランド語とスウェーデン語)、吹き替えは基本的に不可能。
字幕が画面の下に二言語で表示されるスタイルです。
今回は日本の映画なので、わたしはそのままの日本語の音声を聞き、二人はフィンランド語字幕を観て同時に物語を理解するという、日本では体験できない面白い状況でした。
「日本のアニメーションが今映画館で上映されているから、一緒に観に行こう」と誘われて、正直邦画の面白みがフィンランド人たちに理解してもらえるのかな、と不安を覚えつつ映画館へ行きました。
しかしこの映画、昔の日本のユニークな伝統をこれでもか!というほど詰め込んであって、間違いなく外国人受けするだろうという内容でした。
映画の随所で笑いも起きていたし、一緒に観に行った二人からは
「なんで日本人は歯を黒くしてたの?あの意味は一体何?」
「あの中でまだ今も残っている伝統ってある?」
「日本てやっぱり仏教国なの?」
「てか日本に宗教ってあったっけ?」
などなど、たくさんのことを聞かれました。
つまり、日本の文化に興味を持ってもらえたということで、本当に嬉しかった。
彼女たちから、「フィンランドってまだ独立してから200年ちょっとしか経ってないから、ああいう昔からの独自の伝統ってないんだよね〜」とも言われて、
日本人として、私たちはあの映画に出てくるような独特な文化を持っていたんだということを誇らしく思いました。
近頃アジア人としてのアイデンティティーの自信が失われていたところだったので、ちょうど良かったかな…
欧米の文化を追いかける必要性は大概の場合なくて、
アジアにしかないもの、自分にしか合わないもの、を大切にしようと改めて思ったきっかけともなりました。
久石譲さん作曲のテーマソングもまた良いんです。
あの方、本当に良い意味で「ジブリらしい」感動的な曲を生み出す天才ですね。
「かぐや姫の物語」、今のところ外国人に紹介したい映画No.1です。
機会があれば、ぜひご覧ください。
ではでは!
2014年11月17日月曜日
パーティー(飲み会)事情
おととい、昨日とパーティーが続いたので飲み会について書きたいと思います。
よく知られている通り、フィンランドは税金が高く、お酒もとても高いです。
それでもフィンランド人はお酒が大好き。しかもとっても強い。
おとといは「Wine & Cheese」というイベントを友人が企画してくれたので、参加してきました。
その名の通り、ワインとチーズをみんなで嗜もうというお洒落なイベント。
フィンランド人はなぜかチーズに甘いジャムを付けて食べる。
この日はみんな女子でした!
(国籍:フィンランド×4、ドイツ×2、日本×2、スロベニア×1)
チーズ好きにはたまらないイベントでした。
この日そのまま向かったのは日本オタクが集う場所(友人宅)。
なんとそこにいた全ての人が日本語を喋れるという…。
今、フィンランドは日本語が熱いようです。
大学の日本語クラスは一瞬で定員に達するし、
今までも日本語を話せるフィンランド人に何人も会ってきました。
日本人の留学生の中には、日本語を喋れるフィンランド人とばかり遊んでいるので、
こちらに来ても日本語をメインに使って生活している強者もいるくらいです。
ちなみに、上の写真の真ん中の男の子。
そうです、ピカチューになっている彼です。
(日本のポケモンセンターで手に入れたらしい。)
彼は、初めて会った時こんなTシャツを着ていました。
どこかで見たことあるけどなにか違う…。
どこで買ったのか聞くと、友達がこのTシャツを作ったのでもらったそう。
(作ったってなんのために?と聞きたかったけどやめておいた。)
ちなみに彼はこの日アサヒビールのTシャツを着ていました。笑
さて、このパーティーは、女子だけのイベントとは違って、みんな飲む飲む。
どれだけ飲んでも、フィンランド人男子は顔色を変えません。びっくりしました。
「フィンランド人はシャイだから、お酒を飲まないと話せるようにならない」というのが伝統的な言い訳らしいです。
今は寒くなってきているので、ほとんどは友人宅でお酒を飲みますが、
夏には広場や公園で友人と外で飲むことが多いようです。治安の良い証拠ですね。
↑9月初めに撮った写真。
分かりにくいですが、右のほうに人が集まっているのが見えると思います。
バーやパブで飲むと高いので、スーパーやエストニアのタリンで買ってきて適当にみんなで集まって飲むのが通常のスタイルらしいです。
外で飲んだときは、黒人や移民の人たちが飲んだあとの瓶をよこせって何度も尋ねてきたのが印象的でした。
瓶をスーパーに返すと、お金が少しだけ(1本につき15セント〜40セント)返ってくるからです。
比較的裕福だと言われている北欧でも格差や貧困はあるんだなと日々感じます。
別の話になっちゃったけどまあ飲み会についてはこんな感じ。
友人の幅は広がって楽しい反面、どこにでも酔うと面倒臭い人はいるんだな〜、というのが率直な印象。
フィンランド人のペースに合わせず適度な飲み方を習得せねば…と思っている今日この頃。
でもたくさん話せる時間が確保できるすごく良い機会だなと思います。
日本では居酒屋を利用することが多かったように思いますが、フィンランド式のこのスタイルをもっと真似しても良いかも…。
ではではここらへんで。もいもい!
2014年11月12日水曜日
アメリカでChromebookを買ってみた
ここからはボストンこぼれ話。
ボストンキャリアフォーラムは例年3日間開催されますが、最終日には撤退する企業も多いということで、夜8時半のフライトまでボストン観光をすることに決めました。
…なのですが、どうも前日から愛用しているMacbook Airの調子が悪い。
日本語を打っていると、途中から英語になってしまい、日本語に戻せなくなってしまったのです。
「え、これってこれから英語しか打つなってこと?ていうか時間おけば直るかも?」
とあれこれ思いましたが、急にまた日本語打てなくなると困るので、数秒考えた結果、
ここ(アメリカ)で新しいパソコンを買っちゃおう!
という結論に落ち着きました。
フィンランドでは電化製品はとても高価なので、むしろアメリカで壊れてくれてラッキーなのでは…!と思いながら、一応母に連絡すると、一言
「パソコンは二台あったほうが良い。」
と思いの外あっさり許可を得たので、ハーバード大学を見学しに行ったあと、
早速買いに行きました。
アメリカでどこにでもあるBest Buyという家電量販店を訪れ目に留まったのは、ほかの機種に比べ圧倒的に値段が安いChromebook。
「なにこれ?」と店員に説明を求めると、Googleが最近発売し始めた格安PCで、特徴としては
対応していないアプリは多いけれど、Googleが出しているアプリでほとんど代用可能といった感じですね。
長い時間店員に説明を求めていると、「なんで今パソコン欲しいの?」と聞かれたので、「Macで日本語が打てなくなった」と言うと、「ここで直せるよ!」と修理コーナーへ通されました。
そこにいたのは中国系アメリカ人の店員で、「とりあえず症状を見せて」と言われ、立ち上げると、「日本語無理なんだけど」と冷たく言われ、英語設定に変えると、なんとちゃんと動作するようになっていました。(汗)
その後「日本語設定でもちゃんと動くかやってみな」と言われたので、「もう大丈夫です!」と逃げてしまいたかったけど一応やってみました。できました。今もairでブログ書いてます。
すっかり居心地が悪くなったので、「ごめんなさい!ありがとう!」と言ってそそくさと退散。
さて、パソコンどうしようかな、
親切に説明してくれた店員さんに申し訳なかったし、いつまた調子悪くなるか分からないし、ボスキャリ頑張ったし、2万円なら買おう!
と色々な理由をつけて購入を決断。
Samsungを購入しようとしたものの在庫がなく、acerにしました。
在庫がないなら店頭に置かないでほしい。
少し使ってみた感じ、インターネットメインでパソコンを使っている人には最適ではないかと思います。
何より動作がとても速い。
Macのような滑らかさはないし、キーボードの感触も安っぽいですが。
動画もとてもきれいに映ります。
2万円だったら何も文句ありません。
調べてみると、日本でもこの夏から売られているようですね。知りませんでした。
ということで、これからはラップトップ二台持ちで生きていきます。
観光はあまりできなかったけど、なんとなくやりきった満足感があるのでまあ良いとします。
以上、ボストンこぼれ話 Chromebook購入の巻でした。
ではでは。
追記*
2月27日まで、Chromebook購入者に対してGoogle Driveに1TBの追加容量プレゼントキャンペーン(二年間有効)をやっています!
2015年1月1日までにChromebookを有効化し、Googleアカウントを登録した人が対象らしいです。
このリンク先で、対象者かどうか判断してくれます。
英語ですが、Google Driveのマークまでスクロールしていくと、「あなたのChromebookが有効かどうかチェックする」みたいなボタンがあるので押します。
もし対象者であれば、このように画面が変わります。
ボストンキャリアフォーラムは例年3日間開催されますが、最終日には撤退する企業も多いということで、夜8時半のフライトまでボストン観光をすることに決めました。
…なのですが、どうも前日から愛用しているMacbook Airの調子が悪い。
日本語を打っていると、途中から英語になってしまい、日本語に戻せなくなってしまったのです。
「え、これってこれから英語しか打つなってこと?ていうか時間おけば直るかも?」
とあれこれ思いましたが、急にまた日本語打てなくなると困るので、数秒考えた結果、
ここ(アメリカ)で新しいパソコンを買っちゃおう!
という結論に落ち着きました。
フィンランドでは電化製品はとても高価なので、むしろアメリカで壊れてくれてラッキーなのでは…!と思いながら、一応母に連絡すると、一言
「パソコンは二台あったほうが良い。」
と思いの外あっさり許可を得たので、ハーバード大学を見学しに行ったあと、
早速買いに行きました。
アメリカでどこにでもあるBest Buyという家電量販店を訪れ目に留まったのは、ほかの機種に比べ圧倒的に値段が安いChromebook。
「なにこれ?」と店員に説明を求めると、Googleが最近発売し始めた格安PCで、特徴としては
- 容量が小さい(2GBなど)。その理由はGoogle drive(100GB!)に全て保存されるから。
- ブラウジング得意↔︎インターネットに繋げないと何もできない。
- 起動、終了、ブラウジングが高速。
- Google playから対応アプリをダウンロードできる。
- Skype未対応。代わりにHang out。
- Microsoftのアプリ(ワードやエクセル)もダウンロード不可。Googleドキュメントで代替可。
- LINE未対応。
- とにかく安い(わたしが買ったacer11インチは税込みで200ドル弱(2万円)くらい。ほかにもsamsungとhpがあったがどれも2万円台だった。)
対応していないアプリは多いけれど、Googleが出しているアプリでほとんど代用可能といった感じですね。
長い時間店員に説明を求めていると、「なんで今パソコン欲しいの?」と聞かれたので、「Macで日本語が打てなくなった」と言うと、「ここで直せるよ!」と修理コーナーへ通されました。
そこにいたのは中国系アメリカ人の店員で、「とりあえず症状を見せて」と言われ、立ち上げると、「日本語無理なんだけど」と冷たく言われ、英語設定に変えると、なんとちゃんと動作するようになっていました。(汗)
その後「日本語設定でもちゃんと動くかやってみな」と言われたので、「もう大丈夫です!」と逃げてしまいたかったけど一応やってみました。できました。今もairでブログ書いてます。
すっかり居心地が悪くなったので、「ごめんなさい!ありがとう!」と言ってそそくさと退散。
さて、パソコンどうしようかな、
親切に説明してくれた店員さんに申し訳なかったし、いつまた調子悪くなるか分からないし、ボスキャリ頑張ったし、2万円なら買おう!
と色々な理由をつけて購入を決断。
Samsungを購入しようとしたものの在庫がなく、acerにしました。
在庫がないなら店頭に置かないでほしい。
少し使ってみた感じ、インターネットメインでパソコンを使っている人には最適ではないかと思います。
何より動作がとても速い。
Macのような滑らかさはないし、キーボードの感触も安っぽいですが。
動画もとてもきれいに映ります。
調べてみると、日本でもこの夏から売られているようですね。知りませんでした。
ということで、これからはラップトップ二台持ちで生きていきます。
観光はあまりできなかったけど、なんとなくやりきった満足感があるのでまあ良いとします。
以上、ボストンこぼれ話 Chromebook購入の巻でした。
ではでは。
追記*
2月27日まで、Chromebook購入者に対してGoogle Driveに1TBの追加容量プレゼントキャンペーン(二年間有効)をやっています!
2015年1月1日までにChromebookを有効化し、Googleアカウントを登録した人が対象らしいです。
このリンク先で、対象者かどうか判断してくれます。
英語ですが、Google Driveのマークまでスクロールしていくと、「あなたのChromebookが有効かどうかチェックする」みたいなボタンがあるので押します。
もし対象者であれば、このように画面が変わります。
すると10分以内に、自分のGoogle Driveの容量が増えていることが分かります。
それにしても1TBってすごい…!
Chromebookを年内にご購入されたみなさんはお早めに試してみてください。
2014年11月11日火曜日
留学生の就活 ボストンキャリアフォーラム
昨日ボストンから帰ってきました。
なぜはるばる北欧からアメリカに行ったのかと言えば、言わずと知れた日英バイリンガルためのボストンキャリアフォーラムに参加するためです。
わたしにとって初のアメリカ訪問でもありました。
バイリンガルであれば誰でも参加できますが、ほとんどは国内で就活が始まる時期までに帰国できない留学中の学生のために、日本企業が200社ほど(!)集まって開かれます。
この期間中(3日間)に内定を出してくれる企業も数多くあります。
わたしもフォーラム参加前は過去に行ったことのある人のブログを読みあさっていたので、誰か今後行こうと思っている人の何か助けになればなぁ、と思いつつ書きます。
わたしは卒業まで1年以上あるのですが、結果から言うと、2社から良い返事を頂きました。
初日で最終面接まで行って、その場で結果を言い渡されるというスピード感。
後日お返事を頂いたところもありました。
「日本で最終面接やります」、というところもかなりあるようです。
そもそも2015卒がメインなので、大手など人気のある企業はそもそも受けられなかったり、書類は通っても面接で弾かれることが多かったです。
それでもまだ留学してから3ヶ月足らずで、バイリンガルとはまだまだ言えない状態であることを考えれば、よく健闘したかなと思います。
面接については、形式的に質問をしてくるところもありましたが、ほとんどは一対一で雑談形式に進んでいきました。
それでも自己紹介は必ずと言って良いほど最初にお願いされたので、それだけは準備していったほうが良いと思います。
わたしの場合フィンランドの威力が強すぎたのか、「なんでフィンランド?」と面接毎に聞かれました。まあ予想はしてましたが。
わたしは考えてきたことを口にすると棒読みになってしまう癖があるので、
面接の練習はせずにぶっつけ本番で挑みました。
でも自己分析はやりました。
結果的にわたしはそれで良かったと思っています。
数ある中から面接官に選んでもらうには、「この子面白いな、もっと知りたいな」と思わせることが何よりも必要なのではないかなと。
面接本を読んで質問の答えを考えるのも良いですが、普段から人と話すときに
「どんなテンポで、どんな内容を話せば相手を楽しませることができるかな?」
と意識してコミュニケーションするようにした方が手軽ですし、役に立つと思いました。
以下ボスキャリに向けてのアドバイスをまとめると、
安いけれど、会場にはタクシーか、地下鉄(とバス)を使って行かなければならず、会場からは少し離れているという印象でした。
周辺は治安が良く街並みも綺麗なので、まあおすすめです。
あと携帯電話ですが、わたしはアメリカでプリペイドの携帯を買おうとしたのですが見つからず、空港でSimカードだと思って買ったカードは発信することしかできず、Skype番号を手に入れて挑もうとしたら上手く繋がらず(課金までした)、結局電話なしで参加することになりました。
【追記】電話についてはSIMフリー端末とアメリカ対応のSIMカードを用意していくのがいいかもしれません。(この記事を参照)
面接を終えた企業には「メールでお願いします」と頼み続けましたが、受け取れる電話は絶対あったほうが良いです。
まあ企業にとって本当に欲しい人材だと思われたら電話かメールなんて関係ないと思うので、なくても致命的にはならないとは思いますが。
さて、日本に帰ってからも就活し続けるかどうかはちょっと考えるところがあって未定ですが、行って損はなかったかなと思います。
いろんな企業のカラーも知ることができたし面白かったです。
でも近年無いくらい疲れました。
ルームメイトはコートも脱がずメガネもかけたままスーツで寝てました。それくらいしんどいです。今わたしは時差ボケで苦しんでいます。
行かれる方は事前にできるだけ体力つけて行きましょう。
それではもい!
なぜはるばる北欧からアメリカに行ったのかと言えば、言わずと知れた日英バイリンガルためのボストンキャリアフォーラムに参加するためです。
わたしにとって初のアメリカ訪問でもありました。
バイリンガルであれば誰でも参加できますが、ほとんどは国内で就活が始まる時期までに帰国できない留学中の学生のために、日本企業が200社ほど(!)集まって開かれます。
この期間中(3日間)に内定を出してくれる企業も数多くあります。
わたしもフォーラム参加前は過去に行ったことのある人のブログを読みあさっていたので、誰か今後行こうと思っている人の何か助けになればなぁ、と思いつつ書きます。
わたしは卒業まで1年以上あるのですが、結果から言うと、2社から良い返事を頂きました。
初日で最終面接まで行って、その場で結果を言い渡されるというスピード感。
後日お返事を頂いたところもありました。
「日本で最終面接やります」、というところもかなりあるようです。
そもそも2015卒がメインなので、大手など人気のある企業はそもそも受けられなかったり、書類は通っても面接で弾かれることが多かったです。
それでもまだ留学してから3ヶ月足らずで、バイリンガルとはまだまだ言えない状態であることを考えれば、よく健闘したかなと思います。
面接については、形式的に質問をしてくるところもありましたが、ほとんどは一対一で雑談形式に進んでいきました。
それでも自己紹介は必ずと言って良いほど最初にお願いされたので、それだけは準備していったほうが良いと思います。
わたしの場合フィンランドの威力が強すぎたのか、「なんでフィンランド?」と面接毎に聞かれました。まあ予想はしてましたが。
わたしは考えてきたことを口にすると棒読みになってしまう癖があるので、
面接の練習はせずにぶっつけ本番で挑みました。
でも自己分析はやりました。
結果的にわたしはそれで良かったと思っています。
数ある中から面接官に選んでもらうには、「この子面白いな、もっと知りたいな」と思わせることが何よりも必要なのではないかなと。
面接本を読んで質問の答えを考えるのも良いですが、普段から人と話すときに
「どんなテンポで、どんな内容を話せば相手を楽しませることができるかな?」
と意識してコミュニケーションするようにした方が手軽ですし、役に立つと思いました。
以下ボスキャリに向けてのアドバイスをまとめると、
- 航空券やホテルはなるべく早く予約する
- 事前エントリー/予約をしておく
- 自己紹介と自分の留学先を選んだ理由を考えておく
- 面接は雰囲気を読んで、印象の残りやすそうなエピソードを話す
- 水と食料はどこか会場外で買っておく(会場内の水は500mlで3.5ドル(400円弱)。ぼったくりもいいところ。)
- パンプスは歩きやすいものを選ぶ(2〜3日間履き続けるので、自分の足に合わないものだとかなり辛い。)
- 志望順位が高い企業は早い時間に面接予約を入れる(遅いと面接官が疲れていることが多い。早く終わらせたいという意思が伝わってきて辛い。)
安いけれど、会場にはタクシーか、地下鉄(とバス)を使って行かなければならず、会場からは少し離れているという印象でした。
周辺は治安が良く街並みも綺麗なので、まあおすすめです。
あと携帯電話ですが、わたしはアメリカでプリペイドの携帯を買おうとしたのですが見つからず、空港でSimカードだと思って買ったカードは発信することしかできず、Skype番号を手に入れて挑もうとしたら上手く繋がらず(課金までした)、結局電話なしで参加することになりました。
【追記】電話についてはSIMフリー端末とアメリカ対応のSIMカードを用意していくのがいいかもしれません。(この記事を参照)
面接を終えた企業には「メールでお願いします」と頼み続けましたが、受け取れる電話は絶対あったほうが良いです。
まあ企業にとって本当に欲しい人材だと思われたら電話かメールなんて関係ないと思うので、なくても致命的にはならないとは思いますが。
さて、日本に帰ってからも就活し続けるかどうかはちょっと考えるところがあって未定ですが、行って損はなかったかなと思います。
いろんな企業のカラーも知ることができたし面白かったです。
でも近年無いくらい疲れました。
ルームメイトはコートも脱がずメガネもかけたままスーツで寝てました。それくらいしんどいです。今わたしは時差ボケで苦しんでいます。
行かれる方は事前にできるだけ体力つけて行きましょう。
それではもい!
2014年11月2日日曜日
見る / 見られる
最近、ヘルシンキで暮らす中で多数派に属す自分と少数派に属す自分がいるということに気づきます。
(1) 見る
何度も身長の話を出して申し訳ないのですが、
何一つ当てはまっていない自分と照らし合わせて、
「日本は、女性で背が高いと生きにくい社会だな」
といつも思っていました。
しかしここ、ヨーロッパでは、わたしより高い女性なんてごろごろいるし、
人種も様々、よって外見も様々なので日本で感じていた「生きづらさ」も何にも気にならずに生活できています。
何より、服装。
気温が低いのも原因の一つかもしれませんが、
こちらの人は背が高くても低くてもスキニーパンツが基本。
シンプルでセンスの良いコートと合わせて、アンクルブーツ。これが鉄板。
日本でも、わたしはこのような格好が大好きでした。
いわゆる「可愛い」「女の子らしい」服装よりも、マニッシュな服装のほうが合っていたからです。
(ワンピースやスカートなんかは日本の通常のサイズだと短くなるので、なんとなくイヤらしい感じになり、そもそも可愛くならない。)
毎日ヒールの高いショートブーツを履いて堂々と歩くことができて幸せです。
まあそれでもヨーロッパ人と顔や骨格が違うのでアジア人の顔に合うように多少工夫しなければなりませんが。
この結果、ヨーロッパで自分を中心に「見る」のは自分が社会の多数派に属している世界です。
(2)見られる
一方、相手方に「見られる」自分というのは、あくまで「アジア人」という括りの中にあります。
いくら背が高くても、顔はどうみてもアジア人だからです。
留学生の行動を見ると、ヨーロッパやアメリカから来た肌の白い学生はまずそこで固まり、
残ったアジア人は本当はいろいろな国の学生と友達になりたいけれど、とりあえずアジアで固まる。
この肌の色でグループが分かれる原因は何か考えてみると、まず英語力。
ヨーロッパの学生のほうが英語は圧倒的にうまいです。やっぱり。
日本人は、人によりますが、アジア人の中でも下手です。
白人の学生はアジア人がちゃんと英語でコミュニケーションを取れるのかどうか分からないので、とりあえず似た人種の学生と話している可能性が考えられます。
しかし英語をほぼ完璧に話せれば、初めから白人グループに入れるのかと言えばそうとも言えないような。
英語が流暢な中国人や香港人をかなり見ますが、最初の段階で白人のグループの中に溶け込んでいる学生をみたことはありません。
もう一つ考えられるのは、やはりまだ歴史的な「白人優位」の意識があるのかな、と。
あまりこれは考えたくなかったのですが。
よく考えると、わたしたちも(少なくとも日本人)は欧米のものが「格好良い」と思うようにとことん刷り込まれてきたような気がします。
マネする者がマネされる者と対等な関係になるなどまあ無理な話です。
実体験から言うと、オリエンテーションの時に振り分けられたグループでは、ヨーロッパの学生もかなりいたのですが、彼らから「仲良くしたい」という意思は残念なことに感じられませんでした。
まあ一概には言えませんが。人にもよると思いますが。
(フィンランド人に関して言えば、なぜか彼らからは差別的な扱いを受けたことはありません。親日国と言って良いかな、と思います。熱狂的な日本好きも多い。ありがたい。)
それでも、人種を超えて仲良くなることは不可能だとは思いません。
日本の中でも様々な性格の人がいるのと同じように、国ごとに人々の性格が同じであるわけでは決してないので、国籍が違っても仲良くできる人はいるはずなのです。
人種の壁を取っ払うには、各人が持つ特有の性格を見てもらう必要があります。
まずヨーロッパ人から見て、アジア人はみんな同じ顔に見えるそう(道で移民から「ニーハオ」と声をかけられることもしばしば)なので、その中から見分けてもらうことが第一段階。
わたしの場合は黒髪ショートボブと身長で最初は区別してもらえているようです。
(それって問題?と思うかもしれませんが、見た目が与える印象というのは予想以上に大きい。)
さらに英語力をつけて、テンポ良く会話し、面白い話も展開できるようになれればゴールは近い。
まあここが一番の難関ですが。
これから欧米に留学しようと考えている人は、最初に対等な関係で友達になれるとは思わず、まずアジア人としての人種の壁がある可能性があることを覚悟して行ったほうがいいです。
学校でこんなことを感じるくらいだから、政治やビジネスの世界での国際的な交渉は大変だろうなぁとつくづく思います。
ということで、周りから「見られる」自分はアジア人という少数派の一部ということになります。
主観/客観で自分のいる世界・立ち位置が変わるというのは非常に面白いというか、興味深いです。
まとめると、この見る/見られるの世界を体験して考えたことは、
頑張ります。
何か参考になるところ、共感できるところ、考えるところがあれば嬉しいです。
それではもいもい。
(1) 見る
「アジア人だからヨーロッパの中では当然少数派でしょう」と思われる方も多いかもしれませんが、わたしの場合必ずしもそうではありません。
何度も身長の話を出して申し訳ないのですが、
小さい頃から順調に背を伸ばしていき(小学2~5年まではなんと8cmずつ伸びていった)、今では170cmを超えたわたしの身長は、日本の女性の中ではかなりマイノリティー。
電車に関して言えば、車両で立っている人の中で一番高くなることもしばしば。
乗り込んできた中年のサラリーマンには見上げられたあと、「どんな高いヒールを履いているんだ」と言わんばかりに足元を見られる。
高校はなぜか背の低い男子が多かったので、掃除のときに「俺小さいからこっち寄らないで」と言われたこともあるし、
身長の低い男性に申し訳なくなる気持ちもあって、
日本で靴を買うときは、ヒールは必ず5cmまでと決めていました。
しかも日本では、一般的に彼氏は彼女より15cm高いのが理想で、
女子は男子に棚の上の物を取ってもらったり、荷物を持ってもらったり、
ふわふわとした服装が「モテる」という恋愛文化がはびこっており(思春期の少女漫画を見れば一目瞭然)、
ふわふわとした服装が「モテる」という恋愛文化がはびこっており(思春期の少女漫画を見れば一目瞭然)、
何一つ当てはまっていない自分と照らし合わせて、
「日本は、女性で背が高いと生きにくい社会だな」
といつも思っていました。
しかしここ、ヨーロッパでは、わたしより高い女性なんてごろごろいるし、
人種も様々、よって外見も様々なので日本で感じていた「生きづらさ」も何にも気にならずに生活できています。
何より、服装。
気温が低いのも原因の一つかもしれませんが、
こちらの人は背が高くても低くてもスキニーパンツが基本。
シンプルでセンスの良いコートと合わせて、アンクルブーツ。これが鉄板。
日本でも、わたしはこのような格好が大好きでした。
いわゆる「可愛い」「女の子らしい」服装よりも、マニッシュな服装のほうが合っていたからです。
(ワンピースやスカートなんかは日本の通常のサイズだと短くなるので、なんとなくイヤらしい感じになり、そもそも可愛くならない。)
毎日ヒールの高いショートブーツを履いて堂々と歩くことができて幸せです。
まあそれでもヨーロッパ人と顔や骨格が違うのでアジア人の顔に合うように多少工夫しなければなりませんが。
この結果、ヨーロッパで自分を中心に「見る」のは自分が社会の多数派に属している世界です。
(2)見られる
一方、相手方に「見られる」自分というのは、あくまで「アジア人」という括りの中にあります。
いくら背が高くても、顔はどうみてもアジア人だからです。
留学生の行動を見ると、ヨーロッパやアメリカから来た肌の白い学生はまずそこで固まり、
残ったアジア人は本当はいろいろな国の学生と友達になりたいけれど、とりあえずアジアで固まる。
この肌の色でグループが分かれる原因は何か考えてみると、まず英語力。
ヨーロッパの学生のほうが英語は圧倒的にうまいです。やっぱり。
日本人は、人によりますが、アジア人の中でも下手です。
白人の学生はアジア人がちゃんと英語でコミュニケーションを取れるのかどうか分からないので、とりあえず似た人種の学生と話している可能性が考えられます。
しかし英語をほぼ完璧に話せれば、初めから白人グループに入れるのかと言えばそうとも言えないような。
英語が流暢な中国人や香港人をかなり見ますが、最初の段階で白人のグループの中に溶け込んでいる学生をみたことはありません。
もう一つ考えられるのは、やはりまだ歴史的な「白人優位」の意識があるのかな、と。
あまりこれは考えたくなかったのですが。
よく考えると、わたしたちも(少なくとも日本人)は欧米のものが「格好良い」と思うようにとことん刷り込まれてきたような気がします。
マネする者がマネされる者と対等な関係になるなどまあ無理な話です。
実体験から言うと、オリエンテーションの時に振り分けられたグループでは、ヨーロッパの学生もかなりいたのですが、彼らから「仲良くしたい」という意思は残念なことに感じられませんでした。
まあ一概には言えませんが。人にもよると思いますが。
(フィンランド人に関して言えば、なぜか彼らからは差別的な扱いを受けたことはありません。親日国と言って良いかな、と思います。熱狂的な日本好きも多い。ありがたい。)
それでも、人種を超えて仲良くなることは不可能だとは思いません。
日本の中でも様々な性格の人がいるのと同じように、国ごとに人々の性格が同じであるわけでは決してないので、国籍が違っても仲良くできる人はいるはずなのです。
人種の壁を取っ払うには、各人が持つ特有の性格を見てもらう必要があります。
まずヨーロッパ人から見て、アジア人はみんな同じ顔に見えるそう(道で移民から「ニーハオ」と声をかけられることもしばしば)なので、その中から見分けてもらうことが第一段階。
わたしの場合は黒髪ショートボブと身長で最初は区別してもらえているようです。
(それって問題?と思うかもしれませんが、見た目が与える印象というのは予想以上に大きい。)
さらに英語力をつけて、テンポ良く会話し、面白い話も展開できるようになれればゴールは近い。
まあここが一番の難関ですが。
これから欧米に留学しようと考えている人は、最初に対等な関係で友達になれるとは思わず、まずアジア人としての人種の壁がある可能性があることを覚悟して行ったほうがいいです。
学校でこんなことを感じるくらいだから、政治やビジネスの世界での国際的な交渉は大変だろうなぁとつくづく思います。
ということで、周りから「見られる」自分はアジア人という少数派の一部ということになります。
主観/客観で自分のいる世界・立ち位置が変わるというのは非常に面白いというか、興味深いです。
まとめると、この見る/見られるの世界を体験して考えたことは、
- 日本人として誇りを持つためにも英語力を上げよう
- 世界の中の個人として見てもらえる機会に、話す価値のある人間だと思われるように自分磨きを続けよう。そのためにも、日本でも自分の個性を大事にして生きてみよう。
頑張ります。
何か参考になるところ、共感できるところ、考えるところがあれば嬉しいです。
それではもいもい。
2014年10月25日土曜日
図書館がすごい @ヘルシンキ大学
本日の話題は前々から書こうと思っていた図書館について。
写真を中で撮るのが少し恥ずかしくて、なかなか書けないでいました。
大学の図書館でも、日本でいう市立、区立図書館のように、学生だけではなく誰もが利用することができます。
内装はこんな感じ。
吹き抜けのデザインがとってもおしゃれ。
まず驚いたのは、本の貸し出し/返却が全て機械で行われること。
これは貸し出し機。
本によって借りれる期間が異なる。
これは返却機。
黒い口に入れると吸い込まれていって返却完了。
人件費がかなり削減できそう。
唯一不満なのは本を予約するとき、予約料金(1ユーロ)なるものが発生すること。
ひろーい図書館で、しかも英語とフィンランド語表記の本棚の中から一つの本を探すのはとっても大変なので、予約機能を使いたいのになかなか辛いです。
自習空間も整っていて、様々な机や椅子の種類があります。
このタイプは常に満席。
後ろに体重をかけると椅子の傾きが変わります。
ちなみに後ろに見えるコート掛けは
レストランでもカフェでも、
フィンランドの至るところで見られます。
地面に擦ることもないし、とても良いです。
以上、日本の図書館にも真似してほしいことがたくさん見つかる大学の図書館レポでした。写真が撮れ次第、また書き足していきたいと思います。
ではでは、もいもい。
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