2014年8月26日火曜日

イクメン大使とフィンランド

8月21日の朝、無事ヘルシンキに着いたのですがなぜかステイ先でインターネットが繋がらず、更新できずにいました。
今も街のWi-Fiを利用して大聖堂前のベンチでこれを書いています…。(ヘルシンキは街中にフリーWi-Fiがある)


ここヘルシンキでの生活はまた後日書くとして、
少し前の話ですが、2014年6月22日に調布で開催された講座「『ムーミンの国』に学ぶ!イクメンMIKKOのしあわせな子育て」に参加してきました。
そこで得たフィンランドについての知識(主に子育て政策)を共有したいと思います。

駐日フィンランド大使であるミッコ・コイヴマーさんによる、男女共同参画社会が進むフィンランドの紹介と子育て支援についての講演です。

コイヴマー大使自身、3人の子どもを持つパパで(もうすぐ4人目が産まれるのだとか!)子育てを積極的に行っており、実体験も交えた分かり易いお話を伺うことができました。
かつイケメンでした。言うことなし。


冒頭で話されたフィンランドの基本情報をまとめると、以下のようになります^^

・人口 540万人
・日本と国土の大きさはほぼ同じ
・GDP 33,600€
・77%が森林
・サウナが3万個(!)
・ムーミン、サンタクロース、キシリトール、トナカイetc
・ヘビーメタル / キノコ、ベリーなども有名

この次に子育て支援の話になっていくのですが、前提として、フィンランドは女性の社会進出が日本より進んでいます。

現在女性議員は全体の42.5%を占め、大臣は19人中半数の9人、過去に女性首相を2人も輩出しています。

子育て支援のポイントは女性への配慮と男性への協力の呼びかけ、ワークライフバランスといったところで、具体的な政策としては以下のようなものがあります。

・全ての子どもが低コストで保育園に入れる権利を持つ
・産後3年間は職場復帰を保証
・産後の奥さんを手伝うため、父親にも休暇を与える(54日)
・neuvola(ネウボラ)と呼ばれる検診施設を各自治体に設ける。検診は無料。
・幼児に必要な衣類やオムツなどが詰まった育児パッケージ(フィンランド政府から英ジョージ王子にもプレゼントしたことで話題に)
・夏休み、冬休み合わせて5週間(取得率ほぼ100%)

以上のような政策のもと、週40時間を越えて働く人はわずか10%で、9時〜17時勤務が普通だとの意識が国民に根付いているようです。

平日のアフター5がしっかり満喫できるような仕組みになっているということですね。

この観点からすると日本はまだまだかなぁと。
わたしはまだ社会人ではないで実態ははっきりと分からないので主観的ではありますが、
周りの社会人を見ていると働き過ぎじゃない?と思われる人がほとんどです。

まあ、何に価値を置くかは人それぞれですが、もうちょっと休暇が欲しいと思っている人は多いんじゃないかな?ってことです。

少子化と高齢化が同時進行する中、日本も国民の働き方を考えなければならない時期ではないでしょうか。

国民性の違いを考慮しても、フィンランドの政策、かなり参考にできそうな点が多い気がします。

実際にどのようにフィンランドの人たちが仕事とプライベートの時間を過ごしているか、これからの10ヶ月間でしっかりと見てきたいと思います!

2014年8月21日木曜日

観光1 サンクトペテルブルク

モスクワでのトランジットもスムーズにできて、無事最初の目的地のサンクトペテルブルクに18日の夜到着しました。

去年ロンドンでの短期留学で仲良くなったMariaが空港まで迎えに来てくれて、さらに19日と20日の丸二日間歩き回って街中をガイドしてくれました…。Спасибо(Spasiba ロシア語でありがとう)

ちなみに、ホテルもMariaが取ってくれたのですが、FD Hostelというところでした。
ネフスキー大通りに面し、エルミタージュ美術館などを初めとした街の観光名所がほぼ徒歩で行けるという好立地。
20代くらいの若い人たちが運営しているホステルで、キッチン、シャワールームは共用ですが、屋上に食事ができるカフェのようなお洒落なテラスがあり、豪華ではないですがゲームや映画が楽しめる部屋もありました。
お皿やフォーク、紅茶やコーヒー、ドライヤー、アイロン、洗濯機なども無料で利用できます。
周りにはたくさんのお店があるので、買い物や食事に困ることもありません。Wi-fiも完備。
場所が見つけにくいのですが、PANDORAとKENZOの間のビルの4階です。ドア右のブザーを鳴らして入れます。


観光の際はぜひご一考ください!

さて、以下観光したところのハイライト。

・エルミタージュ美術館
チケットを買うための長い列がありますが、実は門をくぐってすぐ右に自動券売機があります。

自動券売機で買ったら列に並ばずすぐ中に入れます。ちなみに、館内で撮影するには入場券とは別にチケット(200ルーブル)を買う必要があります。



・宮殿広場


エルミタージュ美術館の目の前。


・現代美術館 MANIFESTA



こんな感じのちょっと不思議な作品がたくさん。

・Van Gogh Alive the experience




移動式の展示会で、サンクトペテルブルクでは2014/9/30まで。
Mariaが「バンゴー」と言っていたので、最初なんだか分からなかったのですがゴッホのことだったんですね…汗

ゴッホの絵にちなんだ映像展といった感じ。

・血の上の救世主教会



・ロストラの燈台柱
船が貫通。




・市内クルージング





・宮殿橋
AM1:30に真ん中が開くことで有名。


・ペテルゴーフ
街の中心から高速船で40分くらい移動したところにあり、世界遺産に登録されています。
かつて王のべっそう本物の金でできているそう。




・ペトロパヴロフスク要塞


・イサク聖堂
残念ながら休館日でした。


治安を心配していましたが、みんなお洒落な格好をしていて、西ヨーロッパより安全であるように感じました。

2018年のW杯はロシアで開催されるそうなので、そのタイミングに行ってもいいかもしれませんね…!

2014年8月17日日曜日

周りの人たちへ、感謝。

1年弱の留学なんて、あっという間なんだから、ぱっと行ってぱっと帰ってこようと思ってました。

けれど、夏の予定を聞かれて「実はフィンランドに留学しに行くの」と言うと、
「じゃあ行く前に会わなきゃね!」と言ってくれた友達が予想以上にたくさん…


「そんな、すぐ帰ってくるのに!送別会とかしてもらっちゃって悪いな」と思いつつも、
寄せ書きや上の写真のようなサプライズ、食事に誘ってくれることにただただ喜びを感じている自分がいました。

そういえば、今まで気付かなかったけど、家族、親戚、ご近所からもたくさんサポートやエールをもらってる…

自分の友達や家族が同じような状況になったとき、自分はこういうことを自然にやれる自信がありません。恥ずかしいな。
わたしもこんな風に人を喜ばせることができる人間になって帰ってきたい!

連日続いていたありがたい送別会も今夜で最後。

明後日(日付的には明日)出発するなんて信じられないけど、
自分にしか目を向けられないわがままな自分から卒業する、という留学中の新たな目標ができました。

気にかけてくれた人みんなありがとう。
頑張るから、見ててね。

2014年8月15日金曜日

両替のこと:日本円→外貨 Money Partners

留学など、外国に長期滞在するとき、悩むのが両替方法。


わたしも、初めは先輩が使っていたキャッシュパスポートで現地でも買い物しようと思っていました。
これは、日本円で振り込んで、それを自動で現地のレートに両替してくれて、現地ではその振り込んだ分だけカード支払いができる、というものです。
日本で振り込まれた分のみ使えると言うことで、無駄遣い防止にもなるし、大金を持ち歩かなくて済むという利点があります。

しかし、肝心の換算レートが為替レート+4円します。うーん、ちょっと高い…

ということで、別の方法を探していたところ、FXにたどり着きました。
その中でも、Money PartnersはFXレート+20銭で両替することができ、さらに500円の手数料だけで空港で現金が受け取れてしまうという(主要5通貨…米ドル、ユーロ、英国ポンド、スイスフラン、韓国ウォン)、何とも有り難いサービスがあります。(月2回まで利用可能/上限有り)

ただ、デメリットは大金を持ち歩かなくてはいけないことですね。
まあ、目的地までたどり着いたら即現地の銀行口座を開設して預けてしまえば大丈夫だと思いますが…
治安が悪いところであれば額を考えたほうが良いと思います。

ちなみに、去年の夏ロンドンに一ヶ月滞在したときは、Citi Bankでほとんどのお金をトラベラーズチェックに換えたのですが、これをすると本当に大変です。
地下鉄などで切符を買うときに使えますが、本当に嫌がられるし、郵便局で換えたときはかなりの手数料を取られました。

ポンドも上記のMoney Partnersで換えていくのがいいと思います。

なかなか上手く説明できないので、質問あったら遠慮なくしてください。


追記(10/14):

上で紹介したMoney Partnersが発行しているプリペイドカード、Manepa Cardを追加して紹介します。
Money Partnersの口座とこれさえあれば、Money Partnersで両替した主要五カ国の通貨がなんと空港で受け取らずとも、そのまま現地でMaster Cardとして使えます。

自分の好きなレートのときに両替した外貨がいつでもそのときのレートで使えてしまうという優れもの。

しかし、元のレート+80銭での両替となります。
これは、上で紹介したマネーパートナーズで空港での現金受け取りの4倍の手数料です。
まあ普通の銀行やクレジットカードの手数料と比べたら安いですが、ちょっと不満ですね。

しかしこれさえあれば、大量の現金を現地まで運ぶ心配もないし、何より5通貨対応しているのが嬉しい。

しかしながら、現地で口座を開設するメリットはやはりあるので、空港での現金受け取りサービスとこのプリペイドカードの両方使用されることをおすすめします。

海外のネットショッピングもこれさえあれば現地の通貨で落とせるので、かなりのコスト削減になります。

今海外に行く予定のない方も、カードの維持手数料はかからないので持っておくといざというときに非常に便利かと思います。

米国だけの旅行、留学の場合はCitibankが発行している米国専用のキャッシュカード及びドルカードを持つことをお勧めします。

なぜならマネーパートナーズからCitibankのネットバンキング口座への送金は手数料がかからないからです。

カードは時間に余裕を持って申し込みましょう〜(わたしはCitibankのカードを受け取れないまま出国。)

2014年8月12日火曜日

フィンランド・留学ビザ申請

前回ロシアのビザ申請について書いたので、今回はフィンランドの留学の在留許可申請について書きます。



フィンランドは、ロシアとは違って3ヶ月以内の滞在ならパスポート以外要りません。
でも長期留学の場合は、在留許可取得が必要となります。

在留許可を取るには、大使館へ行って書類を書いて申請することもできますが、わたしは電子申請をお勧めします。
電子申請のほうが、審査の時間も短いし、申請費用も若干安く済むからです。

申請に必要なのは、以下の4つです。
①パスポート
②入学許可証
③残高証明書(英語)
④海外旅行保険加入証明書(英語)

以上の写真やPDFデータを用意したら、
フィンランド移民局のウェブサイトにアクセス

右にある[Submit your application online!]をクリック

[Register for the e-services]を押して登録、ログイン

左にある[New application]を押して申請開始

流れはこんな感じです。

そこで問題になるのが、④の英語で書かれた保険加入証明書だと思います。
つまり、保険に加入している期間が在留許可証の有効期間となるわけですね。

留学生は、学校に指定されたAIUの保険に加入することが多いと思いますが、AIUの保険は、サポートがしっかりしていると有名なので結構お値段が張りますし、日本の会社なので別に英語での証明書を申請する必要が出てきます。

そこでわたしがおすすめするのは、MARSHのSIPという海外の保険です。
世界中の留学生を対象としている保険で、なんといっても、わたしが加入したあとにヘルシンキ大学からこの保険を薦めるメールが来ていたので安心です。

保証内容も見て頂けるとわかるのですが、1ユーロの費用から保証されているし、かなり充実しています。歯医者も日本で保証を付けると高いですが、この保険には(少しの保証ですが、)もともと入っています。
わたしは十ヶ月間申請して、ウィンタースポーツの保険も付けて、6万円弱でした。AIUと比べるとかなりお得かな、と思います。


さて、無事電子申請を終えたら、今度は大使館に直接行かなければなりません。
わたしは電子申請だけであとは送られて来るものだと思っていて、ギリギリで気付いて、とても焦りました…

電子申請で用意した4つの書類の元本とパスポートに載っているのと同じサイズの写真を持って、フィンランド大使館に行きましょう。
水曜日以外は午前中しか受け付けていないので、注意してください。
ちなみに駅から離れていて、かなり分かりにくい場所にありました。

大使館はインターホンで用件を伝えると門が開きます。
受付を済ませると、フィンランド人の職員の方と英語で書類の確認をしました。緊張した…。
わたしはそこで申請代金の支払いも済ませました。

在留許可証の受け取りは郵送か、大使館での受け取りか選べるので、郵送にしました。
申請から3週間後、自宅にビザが届いて一安心。間に合って良かった…。

ちなみに電子申請にすると、申請が受け入れられている状況を確認することができます。
これも、電子申請をおすすめする理由の一つです。

2014年8月8日金曜日

旅のテーマソング

今までちょっとお堅いテーマばかりだったので、今回はちょっとゆるめで。

わたしは二週間以上の長旅をするときには、必ずテーマソングなるものを決めて、旅の移動時間中など暇があればずっと聴くようにしています。

こうすることで、日本に帰ってきたときもこの曲を聴くと、旅の情景がぶわっと思い出せるのでかなりおすすめですヽ(▽`)ノ

ちなみに、今までのテーマソング歴:
・ロンドン一ヶ月短期留学
  GIrl gone wild, Gang Bang/Madonna (MDNA 収録)
  Come On Over (All I Want Is You)/Christina Aguilera (Keeps Gettin Better 収録)



・Contikiヨーロッパ8カ国旅
  Wake Me Up/Avicii (True 収録)
  Chasing the Sun/The Wanted (ザ・ウォンテッドEP,その他 収録)



・スペイン、モロッコ、フランス女子二人旅
  Team/Lorde (Pure Heroine収録)


こんな感じですね。

ちなみに、今回は Rather Be (feat.Jess Glynne)/Clean Bandit  を今回の留学のテーマソングにしたいと思ってまーす;) 準備段階から既に聴きまくってて、パッキングのテーマ曲になりそう…



自分の趣味を人に押し付けることは好きではないのですが、今回出した曲全てメジャーな曲ばかりなので、一応youtubeとAmazonにリンクしておきました。タイトルを押せばYoutubeに飛びます☆
興味のある方は是非聴いてみてください♪

ロシア・ビザの申請(個人)


前回Allegroのチケットの取り方を紹介したのですが、ロシアを観光するためには、どんなに短い期間でもビザが必要となります。 なので、今回はそのビザについて書こうと思います。

 一般的にロシアビザを取得するには、旅行代理店に頼んで旅程を全部示したバウチャーと旅行確認書が必要なので、代理店や専門業者に頼んで取ってもらうことが基本らしいです。
でも、代理店を通すことが嫌いなわたしは、なんとか自分で取れないかな〜と方法を探しました。

 そしたら、ちゃんとありました!自分で取る方法!
 TravelRussia.suというサイトで、国籍やパスポート番号など*印が付いている箇所を記入して、クレジットカードで支払いをオンラインで済ませれば、メールでPDFファイルが送られてきます。これが何やら先程言ったバウチャーと旅行確認書の両方を兼ねているそうです。
ほかにも同様のサイトがありましたが、このサイトが一番分かりやすかったです。

シングルかダブルか選ぶ箇所がありますが、それぞれの意味は、
・シングル…ロシアにビザに申請した期間中1回入国できる。
・ダブル…〃2回入国できる。
となります。
わたしはロシアに行ったあとフィンランドに向かい、そのまま戻らないつもりなので、シングルを選びました。値段は1800円程でした。

あと、滞在先を記入する欄があるので、事前にBooking.comなどで宿を予約しておくと良いかと思います。

これをクリアしたら、今度はロシアの領事局の査証申請フォームを記入する段階に入ります。
途中、Reference numberはバウチャーの下部の数字、Confirmation numberは上部の数字を記入して下さい、との指示がありますが、このメールで送られてきたファイルでは上下が逆さまに書いてあるので、Voucher No.の5桁の数字をConfirmation numberに書き、もう一つの英字と数字が組み合わされたものをReference numberに書けば大丈夫です。ここが少し分かりにくいところでした。

この2種類の書類が用意できたら、あとはパスポートに載っているサイズの写真1枚とパスポートを持って、ロシア大使館に向かうだけです。

大使館は、麻布十番駅から徒歩10分くらいのところにあります。
鉄格子の小さいドアで、「ここから入るの?」とちょっと驚いてしまいますが、迷わず突き進んでください!

2週間後からの受け取りにすると、ロシア観光の際にはビザ申請料が無料となるので早めに申請しておくことをおすすめします♪
ちなみに申請と受け取りは、本人である必要はないように見えました。(受け取りだけ確認済み) 

意外と簡単にできましたので、みなさんも是非トライしてみてください☆

追記:不安でしたが、この方法で取ったビザでちゃんと入国できました!
ビザの右上に書かれている数字が、入国できる回数です。ダブルエントリービザを取得した人は受け取りのときに必ず確認してください。

私の友人が、ダブルにしたはずがシングルに発効されていて、帰りにロシアの国境までアレグロまで行って途中で降ろされるという事態が発生したようです。(結局ヘルシンキからチケット取り直し)
大使館はかかった費用等は全く補償してくれないので、注意してください!

2014年8月6日水曜日

Allegro -ロシア・フィンランド間の移動手段-

2010年12月、今まで5~6時間かかっていたロシアとフィンランド間の移動が、3時間半まで短縮した高速線Allegroが誕生しました。

(画像 Wikipediaより)

色々調べた結果、わたしの見た中では、VRというフィンランドの鉄道会社(日本でいうJRみたいな?なんか緑のロゴも似てる)が一番お得に買えるという結論になりました。

もちろん日本語のページはないのですが、少し英語が分かれば簡単に買うことができます。

Fromに St. Petersburg (Finljandski) と入力し、Toに Helsinki と入力し、あとは出発と帰りの日にちを選んで(片道の場合はReturnを記入しなければOK)、次に進んでいくと、どの時間帯の列車が良いか選べます。クレジットカード決済して完了です。チケットはメールで送られてくるので、印刷して持っていけば問題ないと思います。8月18日に実践しますので、そしたらそのときの感想も書きますね!

朝一番の列車は片道5500円くらいです。時間によって価格が異なります。

安いから朝一番のにしたけど、ちゃんと乗れるか、今からドキドキ…
ちゃんと辿り着けますように!

追記:ちゃんと乗れました。

Finljandski駅の中に入って、まず係員のいるカウンターで印刷してきたチケットを見せると、

カウンターの端が開いて、


こんな感じで待ちます。


なぜかコンタクトレンズの自販機が。

荷物チェックを済ませ、乗ります。




中はこんな感じ。
揺れないし、なかなか快適でした。

途中ビザをチェックする係員が来ます。


ヘルシンキの中央駅にて撮影。

ちなみに横にあるVRはフィンランドの国鉄。
JRとロゴまで似ていて面白い。

特に難しいことはなかったので、ビザがちゃんと取れている限りおすすめできる移動手段です。

航空券について

航空券についても、通さずに自分で取ったほうがお得です。


前回のスペインへ旅行ではJTBを利用しましたが、今回はexpediaを利用しました。
(ちなみにexpediaからはeチケットの控えが出ませんが、航空会社のウェブサイトに飛んで、「Manege my Booking」のようなボタンがあるので、そこから航空券の番号を入れると控えが印刷できます。)
「行き先、格安、航空券」でググってその都度自分に合った航空券が出ているサイトを選ぶと良いと思います^^*

ちなみに、以下のサイトもおすすめだと先輩が言ってました。
Sky Scanner
Student Universe (英語) …学割がきく航空券取得サイト
トラベルコちゃん…日本出発向け格安チケットサイト

しかしそのような格安チケットを仲介しているサイトでも、ヘルシンキへの航空券は高い…

何か良い方法はないかな〜と思って調べていくと、ロシアのサンクトペテルブルグからヘルシンキへの直通高速列車「Allegro」なるものが存在していると分かりました。
日本からロシアの都市への航空券はなぜかお手頃なものが多いので、わたしはサンクトペテルブルグで一旦降りて数日間観光してから、Allegroでヘルシンキに向かうことにしました。(Allegroのチケットの取り方については別に書きます。)

これのさらに良い点は、ロシア上空を通過することで最短距離となるので、移動時間が西ヨーロッパやアラブ諸国を経由するより短く済むことですね!

しかも、私はS7航空を選んだのですが、この航空会社はJALも加入しているOneWorldに加盟しているので、モスクワまではJALで行けることになりました。つまり共同運行便ってことです。S7は聞いたことないけれど、JALが途中まで運航してくれるなら安心かな〜と思い、これに決めました。

ただ、ウクライナとの政情が良くないので、若干不安に思うこともありますが…


まあそれは仕方ないとして、これまで海外のLCCも含め、インターネットを駆使して航空券をたくさん取ってきたので、質問ある方は是非聞いてくださいね!

フィンランドを選んだ理由


なぜ私が留学先にフィンランドを選んだのかをまずお話ししようと思います。

image

学校選びにクリアしたい条件としては、
  1. 国民のほとんどが流暢に英語を話せる。
  2. なるべく安く。(すなわちエージェントを通さない)
  3. 自分が持っている英語力(IELTS6.0)で行ける。
  4. 語学学校ではなく4年制の大学(できればトップクラス)で、現地の大学生と一緒に授業を受けられる。
  5. 個人で応募出来る。
以上5つを設定しました。簡単に言えば、これらの条件を全て満たしてくれるのがヘルシンキ大学だったのです。

以下に詳細を書きます。

1.国民のほとんどが流暢に英語を話せる。

「英語で自分の意見をはっきりと伝えることができる。英語で話し合うことができる。」のを留学の目標にしたかったのでこの条件は外せませんでした。

しかしアメリカやイギリスなどネイティブスピーカーの国だと話すときに異常に緊張してしまうことが分かっていたので、ネイティブではないけれども英語が上手な国を探したところ、北欧にたどり着きました。

2.なるべく安く

一般的に交換留学制度で行けば安く済むという認識がありますが、「北欧は授業料が確か安いのでは…」と思い立ち、探したところ、北欧のフィンランドやノルウェーは、留学生でも学費が無料の大学があるという情報を発見しました。

ちなみに、スウェーデンなども少し前は全ての学生が無料だったそうですが、現在は留学生からは学費を徴収するようになりました。まあ、留学生は税金を収めてないので仕方ないと言えば仕方ない。

ちなみにフィンランドでもEUの以外の学生から学費を徴収するように毎年議論が起こっているそうです。(追記:2017年から、フィンランドも留学生から学費を徴収するという噂あり。)

ほかにも、フランスやドイツは無料ではないですが、かなり安い費用で授業が受けられるそうです。

3.自分が持っている英語力(IELTS6.0)で行ける。

留学に応募する際必要となるのがTOEFL/IELTS。
しかしこれらのテストがべらぼうに高い!そんな何回も受けられません。

というか、「この高い費用を何度も支払って点数をあげる余裕がないあなたは留学する資格がない」と足元を見られているようで、そこで足切りをされているようで、わたしはそれが嫌でたまらなかったので二回しか受けませんでした。
しかも二回ともオーバーオールスコアは変わらず。

これの対策については別の記事として書きます。

4.現地の大学生と一緒に授業を受けられる。

つまり学部正規生として授業を受けるということです。
こうすると、日本の大学にも正式な留学形態として申請することができ、四年での卒業が可能になります。

5.個人で応募出来る。

交換留学でないとこれが一番の関門となるかと思います。

ホームである大学を通して留学して来い、つまり交換留学生しか認めません、という大学は少なくありません。

しかし「交換留学の協定を結んでいない大学の生徒は、個人で申請することも可能」という大学も少しですがありました。この個人申請の生徒を vising student 又は free mover と呼びます。

私が調べた限りで、以下の大学は自分の大学と協定を結んでいなければ応募することができます。

University of Helsinki (フィンランド)
The Arctic University of Norway (ノルウェー)
Tampere University of Technology(フィンランド)

最後の大学は、交換留学生に空きがある場合のみ受け入れるとありました。

もっと英語力があれば学校数はもっと増えると思います。


この方法、「留学したいけど、費用がかかるからできそうもない…」と諦めようとしている人には是非参考にしてもらいたいです。

節約すれば1年間で生活費しかかからないので航空券を入れても100万以内に収めて留学することができます。

フィンランドはネイティブの国ではありませんが、50歳以下の国民はほとんど英語を話すことができます。
若い人ほど流暢です。アメリカ人が「本当に上手」だと言っていたので本当です。

英語も自分次第でしっかり身につけられますし、なにより交換留学と遜色ない貴重な体験をすることができます。
簡単に諦めないでください。

何かあれば相談に乗りますのでコメントまたはメールください。