2015年2月1日日曜日

Unisport / ウルヨンカツのプール

12月に暴食し続けたのが祟り、丸い顔に拍車をかけるようにぶくぶく膨れてしまったのと、

ラップランドに行ってから体が冷えてしまったのか、足の乾燥がひどくなり、ボディークリームでは治癒不可能な状態になってしまったので、

こりゃ本格的に運動しなきゃだめだ…と思い立ち、方策を考えました。


1. ジム

Unisportという機関があり、フィンランドの大学に通う学生(留学生でもOK)なら格安でジムを利用することができます。

ジムの施設以外にも体育館があり、ダンスや球技のコースなんかも開講されています。

周りのフィンランド人学生を初め、日本人留学生も多くここのジムを利用していたので、
「まあやってみるか」という軽い気持ちで、この前人生2度目となるジム体験をしてきました。

ジムに通っていた経験がほとんどないので比較できないのですが、まあ汗臭い普通のジムだと思います。

イカつい機器を駆使してみなさん頑張っておられたので、写真は撮れませんでした。ごめんなさい。

でもこうなんというか、
わたしには地下にあるその大きな機器に囲まれたジムがまるで「筋肉製造工場」のように思われて、

みんな苦しい顔してただただ機械を動かしているけど、もっと運動って楽しくできるはずじゃ…?

わたしはアスリートでもないし、「特定のココの筋肉を発達させたいんだ!」という希望もなかったので、ジムは却下しました。


2. 水泳

さて、次の選択肢として候補に挙がったのが水泳。

Unisportの施設にはジムと体育館はあるのですが、プールはありません。

でも、わたしの家から徒歩圏内に「かもめ食堂」に出てきたウルヨンカツの公共プールがあることを知り、

水中なら地上よりエネルギー消費効率が良いだろうという期待と、
サウナもあるから体も温めることができると思ったので、行ってみることに。

ちょっと隠れ家チック。

水泳なら続けてできるかな、と思ったので、というかもう水泳しか選択肢がなかったので、思い切って1か月券を購入。

学生なら1か月21ユーロです。(初回は3ユーロのカード代がかかる。)
10回券も同じ値段です。安いですね。

女性と男性で利用できる曜日(日曜日は時間帯)が分かれてるので、最大週に4回行くことができます。

受付を済ませ、中に入ると、映画で出てきたのと同じ光景が広がり、ちょっと感動。

さて、着替えよう、と思ったとき、異変に気付きました。

脱衣所が、プールを囲うようにあって、プールから丸見え。

しかも、なんか裸のまま歩いてる人が多い…。んんん?

見えたのは、水着を着ないままプールに飛び込む女性たち。

なるほど、これが男女曜日別の理由か…と悟ったわたしは、シャワーを浴びてしっかりと水着を着用し、ドボンと飛び込んでみました。

潜った瞬間、普段隠している場所を見せながらせっせと泳ぐ女性の大群が見えました。

背泳ぎは上から見たらアウト、

最もポピュラーな平泳ぎは前から来ても、後ろを追っても完全アウト。

笑いを堪えながら無心を装って泳ぎ続け、サウナに入って終了。
ちなみにサウナは裸でないといけません。

また、この日の監視員は男性でした。なんて良い職業なんでしょう。いや、ゲイなのかな。いろいろ考えちゃった。

あとから調べてみると、ここの水泳ホール、数年前までプールに入るにも水着の着用が禁止されていたとか。どないやねん。

ちなみに水着が解禁された今も、半数くらいが裸でした。

あとからフィンランド人に聞いてみると、裸で泳げるのはここのプールだけで、ほかの公共プールは男女混合だし、泳ぐときは水着も着用しなければならないそうです。よかった。

その他注意すべきなのは、プールの深さですね。

入るところは1mにも満たないのですが、25m泳ぐと3m以上の深さになっており、途中でとまると溺れそうになります。

そのため、ウォーキングしている(ように見える)人は足や腰に発砲スチロールのようなものを巻いて体を浮かしていました。プールに置いてあるので誰でも利用できます。


1か月券買っちゃったし、ジムより泳いでいた方が楽しいので、これからこの変なプールに頑張って通おうと思います。

また、泳いでサウナに入った後にクリームを塗っていたら、足の状態は前よりかなりましになりました。
血行を良くするって大事なことなんですね。


フィンランドに留学するみなさん、ジムだけでなく水泳も選択肢にしてみてはいかがでしょうか。

また、観光でヘルシンキにいらっしゃるみなさんは、ぜひウルヨンカツの公共プールに足を運んで、衝撃を受けていただければと思います。

それではもいもい。

8 件のコメント:

  1. Erikaさん こんばんは
    突然のコメント失礼いたします。現在、ヘルシンキ大学Behavioural science学部にvisitting studentとしてアプライしようとしている大学院生です。ぜひ先輩として、応募に関してなどなどご相談させていただきたいのですが、お願いできますでしょうか…?

    周りには個人留学をした人がほとんどおらず、分からないことだらけで途方に暮れています。。突然のお願いで大変心苦しいのですが、ご考慮いただければ幸いです。

    Aya.J

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    1. Aya.Jさん
      コメントありがとうございます。
      個人応募なかなかいないですよね…。
      わたしはFaculty of Artsに留学しているので、応募の日程が決まっているなどの違いがあるかとは思いますが、お力になれると思いますので何でも聞いてください^^

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  2. Erikaさん
    お返事ありがとうございます!Erikaさんは、Artsの方なんですね(^^)私のところ、秋学期の応募は5月までとのことだったので、こんな時期に応募しようとしてます。。

    早速で申し訳ないのですが、応募の際に必要な書類の
    1. official transcript of record from the home university on the previous studies
    2. official student status certificate
    3. statement from the home university that the studies taken in Helsinki are included in the home university degree
    というのは、どういうものを提出すればいいのでしょう?1は成績証明書、2は在学証明書なのかなと思っているのですが、3つ目はどのように手に入れられましたか?
    よろしくお願いします。

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    1. なるほど。了解です^^

      1,2はその通りです。
      3については、わたしも苦労したのですが、お世話になった大学の英語の先生に頼んで、「 AはIELTSのスコアをこれくらい持ってて、留学するのにふさわしい資格がある。大学側も、ヘルシンキ大学で取った単位を認めるよう検討する制度が整っている」というような内容を書いてもらって、提出したら問題なかったです。なので、少なくとも日本の大学で単位が認定される可能性があることを、お世話になった大学の教授に書いてもらったらそれでいけると思います(^^)

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  3. 丁寧なお返事ありがとうございます!
    認めてもらえる可能性がなくても、そう書いてもらえばいけるってことですかね笑

    立て続けに質問してしまい申し訳ないのですが、1000字で書く応募動機(online applicationの項目)と、motivation letterというのはどのように書き分ければよいのでしょう?

    よろしくお願いします。

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    1. わたしの大学はそのような制度があったので、学事と教授と話し合って文書を作成してもらったのですが、ヘルシンキ大学側からは提出書類について本当かどうかの確認は特になかったので、とにかく日本の大学側に書類をお願いできれば大丈夫かと思われます…^^

      特に書き分ける必要はないと思います。わたしは、志望動機をA4一枚ほどで書いて、その内容を抜粋してonline applicationの応募動機としました。

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  4. なるほど。確認などは入らないということで安心しました。笑

    そうなのですね!てっきりmotivation letterはCVみたいなものなのかと思っていました。online applicationは、プリントアウトして送るように書いてあるかと思うのですが、情報を打ち込んだonlineのページも送信するのでしょうか?(送信するというボタンがあったので)

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    1. そうですね、onlineのページも全て印刷して、サインしたものをスキャンして送信しました。

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