2015年11月17日火曜日

ちょっとした野望

以前の記事で論文のテーマについて書きましたが、遂に決めました。

日本語で普通の論文を執筆するのではなく、日本語で書かれたある日記文学の英語翻訳にチャレンジします。
(少年アヤちゃんではないです。)
ちょっとした野望があって、この決断に至りました。

実はブログを始めてから、日本語が読める人だけに読者が限られてしまうことをずっと残念に思っていました。

英語で書けさえすればなぁ…
と考えていたのですが、今まで英文と言えば学術用語を詰め込んだ堅い文体のものしか書いたことがない。(とかカッコつけて言っているが実は、フィンランドでは、提出したレポートは全て赤ペンのチェックだらけで返って来た。つまり、なんてことのないライティングレベル。)

そんな状態で日記なんて、見せられたもんじゃない…。

そこで、日本語で書かれた日記文学の中から一冊選び、恐ろしく稚拙な翻訳を恥を忍んで先生に添削してもらったら(全世界に発信されるよりまし)、
少しでも読みやすい英語が書けるようになるのではないか、という結論に至ったわけです。

仏のような先生からは「Aさんの好きなことをやっていいですよ」とのありがたいお言葉をいただき、

3年生のときに入った政治哲学のゼミを今年9月に(事実上)追放されたばかりのわたしは、涙が出そうになりました。

ちなみに、追放されてしまった理由を簡潔に説明しておくと、

ゼミの先生に帰国連絡をせず、「後期の授業から参加すればいいんだよね!」と思い込み、呑気にメキシコなんかに行ってしまったあと、

後期からの出席表明のメールを教授に送信したら、なんと、

「ゼミ生はもうあなたと一緒に勉強したくないと思っているはずです」

という旨の返信が。

ひゃあ!と、すっかり腰が退けてしまったわたし。まあ、そりゃ忘れてたわたしが悪いよなぁ…。と素直に謝罪したものの許してもらえず、仕方がないので、辞めますと返信したら、

「A、ゼミやめるってよ」

と、どこかで聞いたことのあるような一言が付されたメールが、教授からわたし以外のゼミ生全員に送られていたらしいというオマケ話付き。(先輩から聞いた。)

以上、浅ヨクナイ話でした。
良い大学生のみなさんは、留学後すみやかにゼミの教授に連絡しましょうネ。

そんな情けないわたしを拾ってくれた教授のもとで翻訳作業に入ろうと思ってます。

二度目の追放は何があっても笑い話にできないので、今度の先生には嫌われないように絶対完成させます。
応援よろしくお願いします。

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