本日は大学の友人Wくんと晩ご飯を食べながらおしゃべり。
身長183cmというモデル並みのスタイルと甘いマスク(例えば、彼が着るユニクロはラルフローレンに見える)、
そして、日本人離れした饒舌な口説き文句と、日々の読書で獲得した知性を武器に、狙った獲物を片っぱしから撃ち落す、まるでスナイパーの彼は、恋愛を初め人間関係に関する巨大なデータベースを所持している。
それなので、人との関係に悩むようなときは彼と話し、
「この事例と似てるから、こうするのがオススメ」というアドバイスをもらうのと引き換えに、わたしの事例をデータとして差し出す、というWin-Winの交換作業を行うのが恒例となっている。
そんな彼を前に、改めて「モテる条件」というのを考えてみた。
彼が言うには、「男女関係なく、適切なTPOで相手をキュンとさせることができる」ことらしいのだけれど、
美男/美女は、ただ口角を上げただけで相手をキュンとさせることができるのに対して、
社会が規定する美学に反する容姿の人々は、ただ微笑めば相手に不快感を与えてしまう危険性をも孕み、おそらく膨大な努力を積まなければ、相手をときめかせることなど難しいだろう、ということを考えると、
その条件をクリアすることだけを取っても、やはり容姿や見た目の印象の(最初の)点数が影響するのは事実だよなぁ、と煌びやかに言葉を並べる彼を見ながらふと思った。
さらに、相手を思いやってこそキュンとさせることができるのかと思いきや、
「相手の事情に気を遣い始めたら負け、常に相手の一歩先をリードするのが勝ち」だと言う。
…天文学か何かの一部?
混乱したわたしの顔を見て余裕綽々に微笑む彼の表情を捉え、社会がいつまでも不平等である理由を少し理解した気がした。
P.S. 祝 100本目の記事!いつもご愛読ありがとうございます。
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